ホームカミングデー40年会特別会合
 
卒後50周年を記念してホームカミングデーに同窓会から招待されました。2015年11月21日に本部棟の前で受付、記念のスプーンかフラッグと500円の利用券をもらって、12時に中央講堂前に12名が集合。全員で学食を味わうべく新学生会館に直行、昔の学食とは比べもののないぐらいのシステムでいろんな料理を選択して500円でおつりがくるほど。昼食後は先ず中央講堂地下にある同期の木村君が寄贈した二科展特選作品、「空の翼」(100号)を見学、ここは学生たちが自由に討議できるよう、電子黒板やパソコンの投影装置があり、夜遅くまで沢山のグループが議論できる相当広い場所で、静かに学生達の活動ぶりを眺めるように展示されています。その後は経済学部前を通って商学部、法学部、新装なった社会学部、文学部、神学部を外から眺めて、関学会館前まできたとき茶道部の御嬢さんがお茶をどうぞと案内があったので、ここでお菓子とお茶をよばれて、一息つきました。
2時からは式典がはじまり、新たに就任された同窓会長のご挨拶がありました。新たな提案として、同窓生だけでなく、現役学生や父兄、さらには高校時代の恩師も招いて全国6ブロックぐらいにわけてお祭り的な交流の場「フェスタ」を企画していこうという構想と、「関学の草創期には米国南メソディスト教会の教会員の寄付で学院の土地建物や経費が相当程度賄われていました。これからは、同窓生が小額でも継続的に寄付をすることで関学を支えていくことが必要であり、そのような仕組みを検討している」とのことでした。理事長からのご挨拶と関学の現況のご報告の後、卒後50周年と35周年の記念礼拝が行われました。田淵先生は、そのメッセージのなかで、関学が関西にある学校ではなく、固有名詞としてクワンセイという概念を提案され、日本において、世界において、「We are Kwansei」とこれからは呼ぼうではないかと話されました。礼拝後は特別講演として副学長から関学の現況を詳細に雄弁に語っていただき、まだまだな面もあるが、益々の面もあることをつまびらかにお話しいただきました。式典後は自由解散しましたが、有志数名は大阪でさらに一杯したとの報告がありました。
                                                                                                                         
(三浦一男  記)
 

 




                                カミングデイ開催前に芝生に集合。
親切にシャッターを押してくれたのは実に可愛い孫のような現役生でした。爺さん達の慈愛に満ち満ちた表情がこれです。

                  作品の前で。
中央講堂B1・学生自習室コモンズに展示の作品「空の翼」(二科展特選・木村民治作)の前でパチリ。
この作品は関西学院東京支部・渡邉前室長の尽力でここに展示されることになった。感激の対面が出来、渡邉氏に改めて感謝!

この学生自習室は平日なら毎日PM11:00まで開いているそうですが、当日は休日のため休館日でしたが、交友課・宮脇課長のご厚意で現場へ案内して頂きました。感謝!感謝!


中央講堂で応援団長の指揮のもとに校歌「空の翼」を出席者全員で熱唱。
やがて来る先には、昨日の事は何もかも忘れてしまっても、この「空の翼」だけは忘れることはないでしょう!


                              商学部前の池にサギが一羽、微動もせず慄然と・・・・。
この鳥を見ていると、何故だか50年前の池内教授の授業姿と重なってしまいました。
大学での授業など、いつもサボりまくってアトリエに入り浸っていた私も、池内先生の授業だけはどういう風の吹き回しか、熱心に傾聴していました。