40年会夏のイベント報告「女優・三田和代さん観劇会」
                                                   平成28年8月17日

                                                 KG40会幹事 三浦 一男

 同窓同期の女優三田和代さんの観劇会を企画し、8月17日、井上ひさし原作の「頭痛肩こり樋口一葉」をシアタークーリエで鑑賞しました。三田さんは一葉の母親役で、主役の一葉を引き立てて大変な熱演に私達16名は感銘し、他の人にないベテラン女優の存在感を感じました。三田さんの計らいで最高のいい席から見ることができて、素晴らしい体験でした。この演目はすでに30年ぐらい演じられ延べ800回に近いと聞きました。
演劇終了後、隣の帝国ホテルのラウンジアクアに移動して個室でなごやかな小パーティを持ちました。出演直後の三田さんもかけつけていただき、懇談の輪に入って、「1ケ月間の厳しい稽古で、何度もダメ出しをされ、初日を無事終わったときは、全員で泣きました。」など、苦労話も聞かせていただき、セリフのこととか、学生時代のこととか、色々と話に花が咲きました。昨年三田さんは北大路欣也さんと一緒に旭日小授章を受賞されたので、そのことをお祝いし、記念として学院風景画の葉書2点を額装して贈り、三田さんからお礼のご挨拶がありました。懇談の中から、当時の学生主催の沖縄旅行に、三田さんを含めて4人が参加していることがわかり驚きました。三田さんがフェスタ2005の時に参列者400人を前に講演をしていただきましたが、その時に話されたとおり、常に全力で、どんな役でも引き受けてきっちりやりきる姿勢を改めて感じました。三田さん、どうもありがとうございました。

  
「頭痛、肩こり、樋口一葉」これは樋口一葉観劇ポスターです。富山の薬屋のPRではありません。


 劇場内で・・・。

 劇場前で・・・。
三田和代さんのおかげで、KG40イベントに女性が6名も参加してくれました。これを機にこれからも参加してほしいものです。たとえ三田さんがいなくても、今では悲しくなるほどあわれな変貌を遂げてしまいましたが、かってのイケメンが8名もそろっているんですから・・・。


 ゴジラ銅像・・・?北朝鮮の「キムなんとか」の銅像より、よっぽどかわいいねえ~・・・。


いつもはヨレヨレでも、今日だけはビシッ!とキメテきましたよ!そりゃあ三田和代さんに合うんだもの!




 三田和代さんに旭日賞受賞のお祝いに関学の風景画を贈呈しました。三浦さんが描いた絵ではありません。

   


  三田さんを囲んで・・・・。
何の権利があって三田さんの両隣に梶田と小西がしたり顔して鎮座しているの・・・?早々にのきたまえ!(後方から稲葉さんの心の叫び)


  三田和代さんを囲んだかっての美女軍団。
年をとってもやっぱり関学女子です。知性と教養がそこはかとなく滲み出ています。まだまだイケてますよ・・・!

  


 
三田和代さんを囲んだ男性参加者一同からのお礼のご挨拶。
 
ご多忙中にもかかわらず、素晴らしい観劇に加え、会食にまでご同席賜わりお礼の言葉もありません。関学時代は三田和代さんのお姿を憧れの目で仰ぎ見ていただけの僕達でしたが、半世紀を経た今、貴女とやっと言葉を交わし、食事を共にし、一緒に写真まで撮ってもらえる栄誉に浸ることができました。私達も今や年老いて昨日の記憶も定かではありませんが、この度の観劇会は決して忘れるものではありません。残された人生もあとわずかですが、貴女と共に撮ったこの写真と、この日の思い出を冥土の土産として、大切に胸中にしまってあの世に旅立ちたいと思っています。我々同期の花である三田和代さんの益々のご活躍を心より祈願して、この度のお礼の言葉に代えさせて頂きたいと思います。有り難うございました。