40年会 春の観劇会

 4月18日(木)池袋の東京芸術劇場で、同期の女優三田和代さん出演の「まほろば」を40年会で鑑賞、女性8名、男性2名の10名が参加しました。
 2009年に岸田國士戯曲賞を受賞した蓬莱竜太作の再演。 
 とある田舎町、かつての名家に起こる祭りの夜のお話。遠く祭囃子が聞こえる中、宴会の準備をする母(高橋惠子)、祖母(三田和代)、父親不明の子を出産し実家に住み着く次女、見知らぬ近所の子供の登場で幕が上がりました。そこへ突然帰って来た長女。40代なのに閉経?と悩む長女、男の跡取りがいないと悩む母、子持ちの男性を好きになった次女の3人を中心に遠慮のない会話の応酬が始まる。不倫相手の子供を妊娠した次女の娘が加わった所から会話は更にヒートアップ。スピード感のある会話劇に引き込まれて行きました。三田さんは「人生、ケセラセラ」みたいな感じの祖母役を軽妙におおらかに演じ見事でした。
 終演後、場所を移しての茶話会。三田さんも参加され短い時間でしたが「役作りの苦労は?」などの質問にも気さくに答えてくださり、個人としても好感の持てる方でした。

                                                           白鳥 妙子

観劇後に記念撮影。

観劇会後に、三田さんを囲んでの茶話会。

                                               編集  山田 哲哉
                                                               以 上

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