二科展鑑賞&昼食会
40年会、15名は国立新美術館に集合。
例年のように会友の木村民治さんに作品の説明を受けました。
今年の大作、「予兆」と「胎動」はブルーを基調にした宇宙を感じさせる抽象画で、木村さん曰く、
『関学の三日月の校章を模倣、デフォルメした抽象画、「空の翼」を描く事で、そこから何らかの形
を連想させて、関学のイメージや関学とのつながりを持ち続けたいとの強い思いから、創作活動を
長期に渡って続けてまいりましたが、3年ほど前から何となくそこに限界を感じていました。
今まで「翼」にこだわって、その「形」のなかで絵作りをしてきた帰結として、翼を離れて、なお
絵画を成り立たせるために、「形」にとらわれる事の無いアンフォルメル絵画に少しでも近付けて
いきたいとの望みから、この度のような作品を描きました。』
その思いが伝わるような奥深い絵でした。
その他の沢山の絵画、彫刻など見た後、近くのレストラン「レソール」へ。二つのテーブルに分か
れ、丁寧に処理された新鮮な魚や肉を冷たいビールやワインと共に味わい、フレンチの美味しさを
堪能しました。
同い年生まれだけに、気に入った映画、好きな俳優(「古い―!」の声が上がること多々)、
についての話題、果ては幼児期に罹った病気まで同じで、びっくりでした。
楽しかった!という満足感で胸をいっぱいにして別れました。
湯川 夫美子
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