HOME.CONTACT.PRIVACY POLICY.
K.G-TOKYO.COM Registry Member
入会はこちら LOGIN
What's K.G-TOKYO.COM

皮膚の変化に気をつけましょう   ('06年10月31日更新)

皮膚の病気は、見た目でわかります。たとえば、ほくろやいぼが新しく出来たり、大きくなったり、色が変わったり、表面がじゅくじゅくしたりして来たら、[要注意]です。

15年以上も前ですが、左の胸にほくろが出来たので、皮膚科の診察を受けました。「心配ない」と言われたのですが、最近大きくなり、表面がかゆくなりました。

再び皮膚科へ行きましたら、表皮基底細胞腫、すなわち皮膚がんだとの診断がおり、切除手術を受けることになりました。

手術は部分麻酔で、約1時間で終りました。7針くらい縫いましたが、1週間後に抜糸して、「治癒」しました。悪いところはすべて取り、転移の心配もありません。なるほど、皮膚がんが「ガン保険」の対象にならないワケです。

でも皮膚がんの中には、表皮腫の中には黒色表皮腫といって、内臓癌(主として胃癌、90%以上)に合併するものがあります。皮膚症状が体内の癌症状に先行したり、同時に表れることがあるので、癌の早期発見に役立ちます。

皮膚がんは老人に多く発症し、高齢化に伴い、患者数も増えています。しかし皮膚表面に現れるものなので、早期発見・治療が可能です。

大きなほくろが出来たり、いぼやあざの形や大きさが変化したりしたら、皮膚科の医師に診てもらいましょう。

紫外線にはカルシュウム吸収を促す作用があり、これも老人に多い骨粗しょう症の予防に欠かせませんが、短時間の日光浴で十分です。肌が黒くなるまで紫外線を浴びると皮膚がんのリスクが大きくなります。白人に比べてアジア人は少し位紫外線を浴びても大丈夫なようですが、なにごともホドホドにいたしましょう。


戻る


紫外線   ('06年10月31日更新)

紫外線(Ultraviolet rays)は、波長が可視光線より短くX線より長い電磁波で、UV-A(波長320-400 mm), UV-B(280-320 mm), UV-C(200-280mm)に分類されます。太陽光に約1%含まれるが、オゾン層の吸収、対流圏の散乱により290mm未満のものは地上に達しません。

私たちが関心を持たなければいけないのは、地上の動植物に有害な紫外線が地上へ到達するのを防ぐこのオゾン層が、人がつくる汚染物質によって破壊されているということです。オゾン層は上空28km付近にあり、紫外線を遮断して、地表の生物を保護しています。ところが超音速航空機の高・高度飛行や地表でできた大気汚染物質が拡散して、この層を破壊しています。その結果有害紫外線が地上の生き物に到達し、皮膚がんの発生を増大させていると言います。

紫外線の生物に対する作用はいろいろです。
1)殺菌作用(洗った布巾を太陽にあてて殺菌する)
2)ビタミンDの形成作用(日光浴をしてくる病を防ぐ。紫外線にあたると、体内にある〈プロビタミンD〉という物質がビタミンDを作り、骨や歯の形成に役立ちます
3)光化学スモッグ
1970年頃から光化学スモッグに暴露した結果、目やのどの痛み、頭痛、めまい、嘔吐などの全身症状の報告が続きました。大気中の炭水化物、窒素酸化物、硫黄酸化物などの汚染物質が太陽光の照射により、化学変化をおこし、二次的な汚染物質をおこしたのです。
4)皮膚に対する作用―
 a)日に焼けると皮膚表面にある毛細血管が拡張し、皮膚表面があかくなり、腫れたり、水ぶくれが出来たり、皮膚がはがれたりするのは、海水浴のあとの日焼けでおなじみです。
 b)色素沈着を起こす。白人では皮膚が赤くなるが色素沈着は見られない(皮膚タイプI)のですが、火傷をしたようになります。 皮膚が赤くならず色素沈着のみがみられるアフリカ人(皮膚タイプVI)。 日本人などアジア人(皮膚タイプV)はその中間。
 c)皮膚がんの発生を促します。白人に多く見られるが、アジア人ではあまり心配はないと言います。
 d)老化促進作用があり、長期暴露で促進されやすい。乾燥して艶がなくなり、シワが増加します(農業や漁業など戸外で作業を長時間する方たち)。
 e)光線過敏症をおこす、光毒性や光アレルギー性 f)眼に対する作用。雪眼など。

このように、紫外線には害があることがわかってきました。だからといって、骨や歯の形成が劣るのも困ります。一体、オゾン層にはどのくらいの穴があいていて(オゾンホール)、それがどんな害を及ぼしているのか、調べてみたいと思います。


戻る

KG HOT NEWS.
circle
copains
KG LINK.