今年初めての三日月会は睡眠障害がご専門の精神科医松井健太郎先生に「高齢者の睡眠」というテーマでご講演いただきました。高齢になると中途覚醒や早朝覚醒も増えてきます。ぐっすり眠るヒントを知りたいということで42名の皆さまが熱心に受講してくださいました。ご参加ありがとうございました。

【ご講演の内容】ぐっすり

講演では睡眠の仕組み、高齢者の睡眠、睡眠薬 快眠のコツについてお話しいただきました。受講者には以下の「高齢者のための快眠ガイド」が配布され。それぞれの医学的データを伺いました。

高齢者のための快眠ガイド―今日からできるぐっすり眠るヒントー

1 年齢とともに起こる変化

 眠りが浅く、短くなる

 夜中や早朝に目が覚めやすい

 実際は眠れていても「眠れない」と感じやすい

2 快眠のコツ(チェックしてみましょう)

 床上時間は8時間以上にならないように。

 眠くなってから寝床に入る(早すぎる睡眠はN G

 起きる時刻を毎日同じにする

 昼寝は30分以内、夕方以降は避ける

 日中は体を動かす(夕方の散歩もおすすめ)

 寝酒はしない(夜中に目が覚めやすくなる)

 カフェインは就寝3時間前から控える

 寝る前は部屋を暗めに、室温も整える

3 睡眠薬について

 自己判断でやめないー必ず医師に相談

 減らす時は1~2週間ずつゆっくり

4 困ったときは

  改善しない場合は、無理せず受診をご検討ください。

 よりよい睡眠のためにご活用ください。まず快眠ガイドに沿って自分の睡眠行動をチェックし、解決しない時は受診しましょう。

 松井先生たくさんのヒントをありがとうございました。

【以下開催時の案内の抜粋】

 三日月会新春例会は国立精神・神経医療研究センター病院 臨床検査部 医長 同病院 睡眠障害センター長の松井健太郎先生をお迎えし、「高齢者の睡眠」というテーマで睡眠の重要さと熟年期、高齢期における睡眠障害への理解と題した例会を開催いたします。 年齢を重ねるにつれて「眠りが浅い」「夜中に何度も目が覚める」「朝早く目が覚めてしまう」などの悩みを抱える方が増えています。
睡眠は心身の健康を支える基盤であり、その質の低下は生活の質にも大きく影響します。講演の中では、長年にわたり睡眠医学の臨床と研究に携わってこられた松井先生が、最新の知見を交えながら、加齢に伴う睡眠の変化や改善のための工夫をわかりやすく解説されます。中でも先生が推奨される「遅寝、早起き」や「薬に対する正しい理解」は大変参考になる内容です。この機会に、健やかな眠りと暮らしについて考えるひとときをご一緒ください。

皆様のご参加をお待ちしております。

                  記
日時 :  2026年1月10日(土曜日)11時~12時半【10時半開場】  早く来られても入場出来ません。

場所 :  関西学院東京丸の内キャンパス ランバスホール 東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー10階
アクセス :JR東京駅八重洲北口改札口より徒歩2分。 東京メトロ大手町駅B7出入口は改良工事に伴い閉鎖しておりますがサピアタワーに直結しております連絡口は利用できます。

 3階サピアタワーオフィスロビー受付前に「三日月会受付」を設置致します。(10:30~11:00)

会費 :  1000円 〈小ペットボトルの飲み物を用意致します。〉

講師 :  松井健太郎先生 現職: 国立精神・神経医療研究センター臨床検査部 医長 同睡眠障害センター長。
1984年 新潟県 佐渡市生まれ 2009年東北大学医学部卒業、初期研修の後東京女子医科大学精神 医学講座に入局。精神医学、睡眠医療について、東京女子医科大学精神医学講座の石郷岡純教授、東京医科大学睡眠学講座の井上雄一教授に師事。 2019年より国立精神・神経医療研究センター病院にて睡眠障害外来を担当。2022年より同病院睡眠障害センター長を併任。

【資格】 医学博士 精神保健指定医 日本精神神経学会専門医・指導医

              日本睡眠学会総合専門医・指導医・評議員 【著書】 医療者の為のChatGPT→新興医学出版社2023/12)。眠りのメェ~探偵:睡眠薬の使い方がよくわかる→金芳堂 。2024/1   v医療者の為のChatGPT BEYOND 新興医学出版社2025/7