寒い日が続きますが、少しずつ日差しに春の気配を感じる頃となりました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。年度末を控え、何かと慌ただしい時期ではありますが、東京支部では今月も支部活動、各サークルの報告や今後の予定など、盛りだくさんの内容をお届けします。新しい出会いや再会のきっかけとなれば幸いです。ぜひゆっくりとお読みいただき、東京支部の“今”を感じていただければと思います。

新月フォトクラブ、今月の写真です(禁転載)

タイトル: コミュニケーション
作  者: 黒田千恵子
コメント: 2羽のタンチョウヅルが会話を楽しんでいるようです。
撮影場所: 北海道・鶴居村

■東京支部からのお知らせ

【開催報告】三日月会1月例会を開催しました

1月の例会は高齢者の睡眠について睡眠障害がご専門の精神科医松井健太郎先生に、特徴やぐっすり眠るヒントを教えていただきました。高齢者になると眠りが浅くなり、短くなり、途中で目が開いたり早朝に目覚めたりもするようになります。ベッドにいる時間は8時間以上にならないように、眠くなってからベッドにはいる、夕方の散歩が良い、就寝3時間前はカフェインを取らないなど具体的なコツをたくさん教えていただきました。それでも改善しないい時は無理をしないで受診も検討するといいそうです。

三日月会担当 谷口 淑子

開催中止いたします➡【2/21(土)開催】三日月会「レコーディングスタジオで出会った天才たち」

2月21日(土)11時〜12時半で丸の内キャンパスで開催されます2月の三日月会例会は音楽プロデューサーの新田和長氏をお迎えして、フォークの黎明期からニューミュージック、ロックという時代の中で音楽ビジネスの形に作り上げたレジェンドに講演していただきます。当日は皆さんにとって懐かしい曲を聴きながら、また、自分達の青春と重なる日々を思い出しながら、新田氏が多くのミュージシャンとの出会いからその後のヒットが生まれるまでを愛情豊かに語っていただきます。ビートルズのプロデューサー、ジョージマーティンが亡くなるまでの42年間のご縁、忌野清志郎、赤い鳥(武庫之荘発バンド)、チューリップ、かまやつひろし、吉田拓郎、等との数々の名曲誕生の裏側、アーティストとの出会い、そして時代と共に変化してきた音楽シーンのリアルを語っていただきます。内容は面白く、心が温かくなり人に話してしまいたくなる逸話ばかりです。 スパイラルでの申し込みお待ちしております。
詳細はこちらをご覧ください。※締切は2月16日(月)です。

三日月会 担当副支部長 西 弘信(1977年法学部卒) 

【開催報告】東京支部ボウリング大会

1月17日、東京支部ボウリング大会@品川プリンスホテルボウリング場・懇親会を開催しました。1963年卒から卒後10年未満、老若男女計34名が和気藹々とボウリングを楽しんだ後、懇親会では冒頭の挨拶で31年前の阪神・淡路大震災に対する黙祷を捧げました。今年より東京支部会員の支部イベント参加支援の方針のもと、東京支部会員の参加費を軽減しました。
今後とも支部会員のイベント参加費の軽減・差別化を進めて行きたいと思います。

東京支部長 谷口義弘

【開催報告】シニアマネジメント塾 村尾教授講演会&合同交流会

1月19日、関西学院同窓会東京支部主催シニアマネジメント塾1-5期卒塾生に向けて村尾信尚氏(元NEWS ZEROキャスター・関西学院大学教授)講演会を関西学院大学東京丸の内キャンパスにて開催しました。日本経済の変動を大蔵省官僚・ニュースキャスター視点からの切り口で語って頂きました。その後の懇親会も大いに盛り上がりました。

東京支部長 谷口義弘

【3月2-8日】東京支部水彩スケッチ会の展覧会のご案内

このたび、東京支部水彩スケッチ会が日頃の成果を披露すべく、以下にて展覧会を開催いたします。毎年この時期に開催しており今年で第21回となります。ぜひご来訪くださいませ。

私達KG水彩スケッチ会は、首都圏在住の関西学院同窓生とその家族の水彩スケッチサークルです。NHK文化センター講師の水彩画家五十嵐監修講師(経S38年卒)と佐藤講師(文S53年卒)のご指導で、鉛筆やペンの線を生かし、光と影で奥行きを表現する透明水彩スケッチを楽しく学んでいます。お気軽にお立ち寄りください。

開催日時 : 3月2日(月)〜3月8日(日) 10時30分〜17時30分(最終日は16時)
場  所 :  京橋ギャラリーくぼた5F アクセス 銀座線京橋駅6番出口2分

問合せ先 : 井ノ上 眞一 (080-1301-3627(shin.bon.saki@i.softbank.jp)

【3/14(土)開催】楽しく整理収納を学ぶ会 第15回「増えすぎたモノの手放し方(フリマアプリ利用等)」 

-QOL(生活の質)をあげて 快適な毎日を!

現在使用していないモノを、手放すことも 「整理」を促進する手段の一つです。モノを手放すことに「もったいない」と罪悪感を感じてしまう、想い出が詰まっている(ような気がする?)モノは簡単に手放せない、まだ使えるモノ、状態が良いモノを処分するのは SDGsにも反するのでは?など いろいろな理由で増えすぎたモノを見て見ないふりをしていませんか?
今回は 何故 人はモノを増やしてしまうのか、手放せないのはなぜなのかなど、心理面からもアプローチして すっきりシンプルな暮らしに近づける方法を考えます。
*本サークルは年会費、入会金不要。

*** 第15回定例会 テーマ 「増えすぎたモノの手放し方(フリマアプリ利用等)」 ***

■日時:2026年3月14日(土)10:30〜12:30 
■会場:東京都大田区蒲田4-19-5 パークタワー東京フロント 集会室
京急蒲田駅 徒歩2分 (品川より最短6分、横浜より最短12分) 
JR京浜東北線/東急 多摩川線、池上線 蒲田駅 徒歩7分 
参加の方には 駅から会場までの写真付きのご案内地図をメールでお送りします
■参加費:1,000円 (当日ご持参ください) ドリンク付き
ご家族の参加も同伴であれば 500円でご参加いただけます。

■講師:横田敦子(1983年社会学部卒)整理収納アドバイザー2級認定講師
■申込方法 :Googleフォームにて https://forms.gle/xQTrTjbk7gSdWjrG6
■締め切り:2026年3月13日(金)
■お問合せ:世戸さつき(1976年文学部卒) 連絡先 satsuki@abox2.so-net.ne.jp
 Googleフォームが開けない/使えない場合もこちらから申込を受け付けています。
➡詳しくは こちらをご覧ください。

■今月のアート

「たたかう仏像」展   静嘉堂文庫@丸の内

この季節になると寒い日々が続きます。みなさまお元気でお過ごしでしょうか。
さて、今月はその寒さを吹き飛ばすような躍動する仏像の展覧会です。

仏像の展覧会というと心が癒されるイメージを多くの方が持たれているのではないでしょうか。

しかし、この展覧会で見る仏像は怒っています。目をいからせ、武装する仏像たちは何とたたかい、何を護っているのでしょうか。本展では浄瑠璃寺旧蔵十二神将立像をはじめ、彫刻や絵画にみる「たたかう仏像」の多様な姿を展示。あわせて神将像の鎧のルーツである中国・唐時代の神将俑が初公開されています。

会期:~2026年3月22日(日) まで
休館日:月曜休館 ただし、2月23日は開館。
開館時間:10時~17時(入館は閉館の30分前まで)
     入館はオンライン日時指定制
会場:静嘉堂文庫@丸の内
観覧料:一般1500円/学生1000円/中学生以下無料

また、毎週木曜日はトークフリーデーです。
詳細は美術館のサイトをご覧ください。https://www.seikado.or.jp/

展示作品の中で、たとえば唐時代の「三彩神将俑」、牛の上に乗り、髪を逆立て、肩には獣面、正面には人頭らしき三つの球形が貼り付けられています。唐時代の三彩、いわゆる唐三彩は唐代の鉛釉を施した陶器で、主として副葬用に制作されています。釉薬の色は非常に多いのですが、中でもクリーム色・緑・白の三色の組み合わせ、或いは緑・赤褐色・藍の三色の組み合わせを主としていることから三彩と称されます。唐三彩はシルクロードを通り、13世紀から15世紀半ばころにかけてシリアやキプロス、イタリアに伝来し、日本にも伝来し奈良三彩(正倉院三彩)となりました。今回の展覧会の唐時代の傭に使われている三彩はもうこてこてというか、荘厳さを通り越して、ド派手で明るい色調です。

仏像の世界にはヒエラルキーがあります。会社に社長、部長、いろいろ役職があるのと同様です。

日本や中国などで信仰される大乗仏教では、トップに如来が君臨します。以下「菩薩 明王 天部 その他」に分けられます。トップの如来の姿形は奈良の大仏さんを想像してください。つぶつぶの頭(螺髪)で、衣一枚まとい、貫禄たっぷりの男性の姿、これが代表的な姿です。それに対して菩薩や明王、天部は細身だったり、いろいろ手に持ったり、衣も装身具も凝ったものを身に着けていたりします。例えば薬師如来は病を治したりするので手に薬壺を持ちます。役員や部長、課長のように各役割に従って約束事があるのです。それに対して、釈迦如来=大仏はその存在自体が完全なので、何も持たず、衣もシンプルです。

お寺で見るどの仏像が一番偉い?一番奥の真ん中に薄い衣をまとい君臨している仏像が如来です。それに対して周りにいるのは「脇侍」や「眷属」と呼ばれる仏像たちです。彼らは主役の仏像、如来をサポートし、その力を示す役割を果たします。今回の展覧会は主にこれらのサポートを務める仏像たちの集まりです。如来を悪霊たちから守るために憤怒の表情をし、剣等を持って戦っているのです。

ただ、本展で見られるのは怒っている仏像ばかりではありません、2〜3世紀の「加彩武人俑」は眼をいからせて歯をくいしばるように立つのにどこかユーモラスで、みていてほっこりします。

表情豊かにサポート役の仏像つまり護法神たちが如来を護り、人々に現世のご利益を伝えるって、見ているだけですごく元気をもらえます。私たち一人ひとりにもなにかしら役割があり、だからそれぞれ頑張っているのだなあと思わせます。180度バタンと開く図録もいいです。

「たたかう仏像」展で元気をいっぱいもらってください!

美術史家 井谷善恵(1979年文学部卒 2000年文学研究科卒)

■今月のスポーツ

ラクロス部女子が全日本選手権に出場!国立競技場で堂々の戦い

12月の全日本選手権大会で劇的な大逆転優勝を飾ったラクロス部女子が、
2/1(日)に国立競技場で開催された第35回ラクロス全日本選手権大会にて、
クラブチーム日本一の強豪チーム「MISTRAL」と対戦しました。

善戦するも結果は2対6で惜敗となりましたが、堂々たる戦いぶりでした!
大舞台・国立競技場での堂々たる戦いぶりは、関学ラクロスの底力を改めて示すものとなりました。

2025年シーズン、本当にお疲れさまでした!

※ラクロス部女子Instagram
https://www.instagram.com/p/DUNwXvHk1kS/

スケート部OG長森遥南さん 冬季オリンピック出場決定!
現役・木南更紗さんも補欠選手に選出

体育会スケート部OGの長森遥南さん(ながもり はるな さん:2025年 教育学部卒)が、2月6日から22日にイタリアで開催されるミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックへの出場を決めました。
また、現役部員の木南更紗さん(きなみ さらさ さん:法学部1年)も同大会の補欠選手として選出され、関学スケート部にとって大変喜ばしいニュースとなりました。
1/16(金)には西宮上ケ原キャンパスの中央講堂で壮行会が開催されました!
https://www.kwansei.ac.jp/news/05902.html

ショートトラックは2/10(火)から偶数日で競技が実施される予定です。

関学ファミリー一丸となって、世界の舞台に挑むお二人を応援しましょう!

長森 遥南さん(2025年3月 関西学院大学 教育学部卒/アンリ・シャルパンティエ所属)

【2025年 主な成績】
・全日本ショートトラック選手権
 500m優勝/1000m優勝/1500m優勝
・全日本選抜ショートトラック選手権
 500m優勝/1000m優勝/1500m 2位
・冬季アジア大会
 3000mリレー 銅メダル

木南更紗さん(関西学院大学 法学部法律学科 1年生)

【2025年 主な成績】
・全日本ショートトラック選手権
 500m 6位/1500m 5位
・日本学生ショートトラック選手権
 500m優勝/1500m 4位/3000mリレー優勝
・世界ジュニアショートトラック選手権(カルガリー)
 3000mリレー 3位

▼オリンピックの競技日程や日本代表選手団の情報については、JOC公式ページで随時更新されています。
https://joc.or.jp/milano_cortina2026/?utm_source=chatgpt.com

ショートトラック日程
https://www.olympics.com/ja/milano-cortina-2026/schedule/stk

★長森さんInstagram
https://www.instagram.com/haaaaachan867/
★関西学院大学体育会スケート部 木南さん紹介Instagram
https://www.instagram.com/p/DLjPDDoxy79/

吉田 誠 (1998年卒:体育会硬式野球部副将/香川県出身and讃岐うどん好き/広報担当副支部長)

■今月のエトセトラ

東京で楽しむ世界のレストラン②-スカンジナビア料理

吉祥寺に北欧料理(スカンジナビア)のお店・アルトゴットがあります。

北欧料理っていまいちピンときてなかったのですが、ノルウェー産にしんのディルマリネ、北欧風マスタードソース、ノルウェーサーモン3種の前菜、鹿肉のスープ、ノルウェー産舌平目のムニエルという構成で、特にこのムニエルの自家製スモークマヨネーズソース&トマトソースがめちゃ旨でした。

実はジビエはあまり得意ではないのですが、鹿肉のローストもミートボールもなかなか美味でした。
そういえば北欧って鹿柄のセーターのイメージですね(笑)

また初めてデンマークの白ワインを飲みましたが、やっぱり土地の料理にはその土地のワインが合いますね。
聞いたことのない品種、ソラリス100%のワインでした。市場にあまり出回ってないせいか価格はやや高めです。

ちょうど一年前に訪れたのですが、北欧料理のレストランはやはり冬の季節が似合う気がします。

文:川崎 雅美(1991年卒:ワイン研究会代表/東京支部広報担当/月虎会企画広報担当)

東京支部会員リレーコラム②黒船来航(シネコン)で邦画復活

私はシネコンで働いておりました。皮肉な「シネコンの歴史」をご紹介しましょう。

日本映画の最盛期は昭和30~40年代。戦後復興からTVが一般家庭に普及するまで。TV普及により斜陽化した映画業界は、「TVが放映できないものをやろう」ということで、「エロ」「グロ」路線等に走りました。日活のロマンポルノ、東映のヤクザ映画などです。これらは、小康を得たものの大勢をくつがえすに至らず、劣勢を相次ぐ料金値上げでカバーしようとして余計に斜陽化する始末でした。

ところがハリウッドの発想はまったく違いました。「TVが放映できないものを」という発想は同じですが、「TV局が投じられないほどの巨額製作費をかけて映画を作ろう」としたのです。『ベン・ハー』や『クレオパトラ』『スター・ウォーズ』など、いわゆる「スペクタクル路線」です。これは大成功!世界を席巻しました。

この巨額の製作費を回収するためには巨額の興行収入が必要です。つまり、世界中至るところでその映画を上映してもらえることが絶対必要でした。そのための秘密兵器がシネコン(1つの施設で6以上のスクリーンを同時上映できる映画館)だったわけです。世界初のシネコンは、1965年12月開業の米・ミネソタ州の「Studio28」です。米国は多民族国家ですから、多様な映画が制作され、多面的に上映できる仕組みが必要でした。大劇場は早くから廃れ、シネコンが早くから登場していました。

ハリウッドの映画会社は、1970年代初頭から、主に欧州でシネコンを合弁事業で展開し、自分達の映画を上映しました。しかし、日本は四半世紀も遅れました。日本初のシネコンは、1993年開業の「ワーナー・マイカル・シネマズ海老名」でした。なぜ23年も遅れたのでしょうか?それは、「合弁でシネコンを作りましょう」というハリウッド各社のお誘いを、日本の映画会社は「黒船来航」と受け取ったからです。シネコンを作れば、ハリウッド映画ばかりが上映され瀕死の邦画はトドメを刺されると考えたのです。まるで「幕末」の攘夷派です。時が流れ、「一緒にやりましょう」と手を挙げたのは、映画界から見れば異端児である、総合スーパーのマイカル(旧ニチイ)の社長小林敏峯氏でした。「単独・箱型スーパーは、これからはショッピングセンターへと脱皮する。その客寄せ装置としてシネコンが絶対必要」と考えたようです。先見の明です。

シネコン登場から33年。シネコンは日本の映画鑑賞環境を大きく変えました。スタジアム式シート、空気清浄装置、完全入替制、座席予約制など。しかし一番の功績は、鑑賞料金の価格破壊をしたこと。鑑賞の建値は大人1800円ですが、その金額で見る人はほとんどいません。レイトショー、レディースデイ、シニア割引、夫婦50歳割引などで、今は1300円程度で鑑賞していることと思います。結果、年間の映画館の鑑賞数は1.1億人から1.6億人へ、実に1.5倍に拡大しました。

私が個人的に嬉しいことは、瀕死の重症だった邦画が、危機を脱出し、世界に向けて成長路線を歩み出したことです。系列化が崩壊しました。今までは、東宝制作の映画は、東宝だけが配給し、東宝系列の映画館でのみ上映していました。しかし、12スクリーンを持つシネコンは、自社系列の作品だけでスクリーンを埋めることができません。「他系列でも良い映画は上映する」ということにしないと興行が継続できなくなりました。そうなると、系列外の制作・配給・興行の新会社が誕生します。市場が自由化・活性化しました。邦画の制作本数は著しく伸びました。

1館スタートの『侍タイムスリッパー』が日本アカデミー賞作品賞に輝けたのも、系列外作品を上映するシネコンがあったからでしょう。日本のアニメ映画が世界中で観られるようになったのも世界中でシネコンが誕生したお陰です。才能ある人が自由に映画を作り自由に上映できるようになりつつあります。

昔「黒船来航」として徹底抗戦した日本の映画業界ですが、異端児の登場によって、皮肉にも一番大きな利益を得ることになった、めでたし・めでたしというお話。

1976年経卒 柴崎 正恭

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