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＜ウクレレを楽しむ会-KG 　レレ　サウンズ便りー＞

♪♪　ウクレレ～　弾こうよ～　ワイキキの浜辺で～～～♪♪（「アロハ・ウクレレ」から）

ALOHA～。
　時おり、ワイキキならぬランバス・ホールに、ウクレレの調べに乗せて、軽やかな（？）歌声が流れているのをご存知ですか。

「ＫＧ　レレ　サウンズ」は、「ウクレレとコーラスを楽しむ会」。
指導役は、ウクレレ歴数十年、プロはだしの大ベテランと、関学の誇るグリークラブのＯＢ。
ほとんどの生徒は、ウクレレもコーラスも始めて。　
優しさの中に厳しさを交えた（反対か？）指導に苦しみながらも、楽しい時間を過ごしています。
冷やかしがてらに、一度覗きにいらっしゃいませんか？
（わたしたちのステージ・ネームの「ＫＧレレ　サウンズ」については、バック・ナンバー２０１０．４．１７の記事を是非ご覧ください）

《今日の練習など》（23.8.12,と19）

　いつものように、まず調弦、発声練習。
・十字屋での「Mele Hula Party」に応援に来ていただく方々への軽食・飲み物の手配などの説明。
・「ハワイ・アロハ」の練習。本番まで１週間を切り、始めて当日の配置に並んでの練習（１９日）。　
（「腹式呼吸での発声練習が、息継ぎにまったく活かされていない」との厳しい指摘があった）
・気分転換に「グッバイ・ホノルル」を、軽く練習。（１２日）
・９月以降の練習課題曲の楽譜配布（「バリバリの浜辺」、「小さな竹の橋」）

（十字屋でのステージの模様は、次回の当欄でご報告いたします。お楽しみに）


十字屋演奏会のチケットです。（画像をクリック、拡大してご覧ください）	十字屋ホール。演奏会場です。（レイアウトは変わります）

《Mele Hula Party》
「十字屋の会」のタイトルにちなんで、今回はHULAの話です。

『フラはMele Hulaと呼ばれる、リズム感のあるチャント（祈り）の言葉とその意味とを解釈するハワイの人々のフォーク・ダンスである。』
ネイティヴ・ハワイアンの子供たちが通うカメハメハ・スクールの教科書にはこう書いてあるそうです。　　言い方を変えれば、『自然や神々への賛歌であるメレを、手足の動きや表情で表現するものがフラだ』ということですね。
（MELEとは、詩、歌、歌詞のこと。MELE HULAはHULAのための詩のことで、朗誦するだけの詩はOLIという）

本来、フラでは、神を讃える詩（メレ）がまず朗誦されて、その言葉に合わせて振りが決まります。だから踊りは、言葉と同様に宗教的な意味を持つ大事な行いで、間違えたものが死刑になったこともあったのだとか。

１７７８年にジェームズ・クックがハワイに到来し、さらに１８９８年にハワイがアメリカに併合され、ハワイ古来の文化は、さまざまのかたちで抑圧されるようになりました。アメリカからやってきたキリスト教の宣教師により、ハワイ語の使用が禁止され、フラも「みだらな踊り」とみなされ衰退していきました。

１９１５年、「アロハ・オエ」というサイレント映画にフラが登場したのを皮切りに、スチール・ギターやウクレレに合わせて、肌もあらわな女性が、腰をくねらせ、セクシーにフラを踊るハリウッド映画が次々と公開され、観客の好奇心をかきたてました。その結果、フラは、 “ダンス”を意味する“フラ”に、さらに“ダンス”をくっつけた「フラ・ダンス」というおかしな名前で呼ばれるようになり、観光（商品）化され、本来の敬虔な踊りとはまったくかけ離れた、南洋の野蛮な性的な踊りとなってしまいました。

しかし、フラをはじめ、ハワイ古来の文化は、アメリカ、カリブ、ヨーロッパ、太平洋諸島、アジア諸国などの人々がもたらした多様な文化に影響されながらも、それらとたくみに融合し、新しいハワイの文化としてたくましく生きかえりました。
新しいフラは「アウアナ」と呼ばれ、洗練さを増し、また一方、厳粛な古式のフラも「カヒコ」として立派に蘇ることになりますが、それは次の機会に・・・。

以上『ハワイ（アン）ミニ雑学講座その４、フラの話その１』でした。

ALOHA !

＜今後の活動＞

８月	２３日（火）	１３：００～１５：３０（於　ランバス・ホール、以下同じ）
	２５日（木）	Mele Hula Party（於　十字屋ホール）１８：００～２０：３０（？）開場（１７：３０）
９月	２日（金）	１３：００～１５：３０
	１６日（金）	１３：００～１５：３０
１０月	４日（火）	１３：００～１５：３０
	２５日（火）	１３：００～１５：３０