＜水彩スケッチ会＞
五十嵐吉彦先生（S３８年経卒）のご指導の下、鉛筆やペンの線と紙の白さを生かした、透明水彩の爽やかな水彩スケッチを目指しています。油彩や日本画に比べて、短時間で、場所をとらず、鉛筆、筆、スケッチブック（F4）透明水彩絵具で手軽に楽しめ、しかも奥が深いものです。五十嵐先生は、NHK文化教室の人気講師はじめ、関学出身の水彩画家として広く活躍され、2009K.G.Tokyoフェスタでアウォード大賞を受賞されています。気候の良い時は、都内・近郊のお洒落な公園、寺社境内や水辺での風景スケッチ。冬場や雨天は丸の内キャンバスで花や果物等の静物スケッチを楽しみます。２時間程度で描き、その後先生からの、次作への反省と励みとなる暖かな講評を受けます。サークルメンバー全員のスケッチ研鑽のため、毎年３月に作品発表の場として展覧会を開き、1年間に描いた作品から全員が出品することになっています。毎月第二土曜日（原則） 10：00 〜 ―― 土曜会 毎月第二月曜日（原則） 13：00 〜 ―― 月曜会
■８月(第１１９回)例会｛月曜会〕開催日時 ８月８日（月）１３：００〜場所 上野公園 奏楽堂（旧東京音楽学校）出席者 １８名◆上野公園は今、中央噴水や都美術館が改装工事中で、奏楽堂への道も見通せず、少し迂回させられましたが、その分人通りも少なく、上野の森の木陰で落ち着いてスケッチができました。ただ、この時期の繁った濃い緑を描き分けるのに少し、悩まされました。◆講評会では、�〜娚敍欧蓮△茲�スケッチされるポイントの一つ。複雑な形に見えるが、四角な箱の組みあわせと見れば、描きやすい。�⊆茲螳呂猝據垢領个蝋�夫がいる。同じ緑でも、明るい、光の透けている緑、葉っぱが重なって、光をあまり透さない緑、この濃淡を表せる色の表現の巾が必要。同じ緑でも、明るい緑は少し水の多い筆であっさり目に、濃い緑は水を少なくした筆でしっかり色をのせるように描く。�Ａ娚敍欧諒匹凌Г蓮▲ぅ鵐妊�アンレッドに、ウルトラマリーンをほんの少し混色した色。ただ、この色を付けた後、上から影色を掛ける時は、よく乾かしてからでないと、汚くなるので注意が必要。等の講評を頂きました。
｛土曜会〕開催日時 ８月１３日（土）１０：００〜場所 国立博物館内の表慶館出席者 ８名 ◆国立博物館内の表慶館を描きましたが、お盆に入り、夏休みも真っ最中、朝から空海の特別展にも、家族連れの来館者が沢山見られました。しかし、スケッチの参加者は、孫に惹かれたり、ご先祖さんへのお参りなどで、少しな目でした。真夏の太陽の下、日蔭を求めて場所選びの結果、皆が表慶館の青銅ドーム屋根を中心にした絵になりました。 ◆講評会は、本館横、カフェのテラスで、昼食を頂きながら開かれました。�．撻鵑覗派舛垢訃豺腓蓮�（イ）鉛筆による下書きは、主要な構図だけにして、時間をかけない。（ロ）ドームの丸みを現し、建物の中心部分は箱と考えると描きやすい。 （ハ）素描きでも、光る部分は軽く、影の部分は強いタッチで描く。��白い建物を浮き出さす為、空を塗り、廻りの木を濃く、影を少し濃くして、浮き立たせる。�７�物の軒下や窓の中は、暗くする。しかし、一律の暗さでなく、よく見ると 暗さにも 濃い薄いがある。等の講評を頂きました。
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