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<ウクレレを楽しむ会-KG  レレ サウンズ便りー>

《2月の練習》
課題曲:「Morning Dew」、「Dahil Sa Iyo」(フィリピンのラヴソング)
ウクレレだけでなく、コーラスのむつかしさに苦闘しています。
その気分転換(?)の曲は、「雲は心」という軽い曲。

《世話役会》
リーダーの岡田さんの発案で、「世話役」を選び、会の運営・企画立案などに
あたることになりました。
第1回の「世話役会」が、2月3日の練習の後開かれ、今年も1〜2回のステージ
出演を目指すことなどが話し合われ、24日の練習時に報告、了承されました。

《新入会員》
 傘寿を過ぎた方が入会をされました。ウクレレはまったくの初心者だそうです。
新しいことに挑戦する若々しい意欲、「若い」先輩会員に大きな刺激を与えて
くれました。


レレ・サウンズは、ウクレレを手に老若男女が集まる楽しい会です

《ハワイの言葉−その2》
 前回は、母音の表記に苦闘した話でした。今回は子音がテーマです。
子音にも難しい問題がありました。、島の人々の発音はkもrも同じになります。またvとw、
lとrはどちらの音でもなく、その中間のように聞えます。ハワイの言葉には子音の数が、
英語と比べ極端に少ないのです。これを、英語で正しく表記する方法はなく、
結局それぞれの一つの文字だけ(k、w、l)を選んで使うことにしました。
 しかし、どうしてもアルファベットでは書くことが出来ないサウンド(音声)が2つ残りました。
 1つは、二つの母音を分けている(聞こえない)サウンドです。
たとえば、この小文のテーマである「ハワイ」、英語ではHawaiiと書き、ハワイイというように
発音しますね。でもハワイ語の発音は、2つの「i」は続けて発音するのでなく、
間に微妙な間隔を置きます。この聞こえない音(?)は、日本語では「声門閉鎖音」
(むずかしい言葉ですね)と言い、英語では「glottal stop」、ハワイ語では「‘okina」
(便宜上オキナと記します)」と呼びapostropheをひっくり返したマーク(‘)で表します。
つまり、「Hawaii」はハワイ語では「Hawai‘i」と書くのが正しいわけです。
日本語で書くときは、ハワイッイというように促音で表すことがありますが正しい
表記とはいえません。どう発音すればいいのか、ぼくも知りません(どなたかご存知ないですか?
「ハワイイ」より「ハワイッイ」の方がハワイ語に近い発音のようですが、「イッイ」と、
あまりはっきり切らない方がいいようです)。
 オキナがあるかないかはどうでもいいように思えますが、たとえば、mai =from, m‘ai=ill のように
、あるとないでは違う意味になってしまうので、重要な表記なのです。

 その2つ目は長く伸ばす音です。細かい説明は省きますが、やはり、伸ばすか
伸ばさないかで意味が違う言葉があるので、伸ばす時には、その母音字の上に
横線を付けて区別します(日本語の長音をローマ字で書くときと同じですね。
野球の王さんがデビューしたころ、背番号の上には、「OH」ではなく、「O」の
上に横線が付いていたと思います)。これをハワイ語ではkahako(oの上に横線)、
英語ではmacronと呼びます。

 いままで、ハワイの言葉をアルファベットで書き表す方法について述べて 
きました。しかし、ハワイを訪れる外国人が数を増すにつれ、外国から新しい
言葉が入ってくるようになり(戦後の日本みたいですね)、こうした外来語の表記が
大きな問題になりました。
 前回で触れたように、ハワイの言葉と英語との大きな違いの1つに、ハワイ語では子音がつながらない、
また子音では終わらない、ということがあります。
ですから、子音がつながっていたり、子音で終わったりする英語の言葉を書き表す場合には、
子音の後ろや間に母音字を付け加えたり、挿入したりしなければなりません。
 
 実際に『なぜChristmas が Kalikimakaに?』を例にみていきましょう。
Christmasを発音記号で表すと、k、r、i、s、m、e、sになります(正しくは、
iは少し違い、eは、上下・左右を引っくり返したものです)。しかしハワイ語では、
kやsという子音だけの発音がないため、それぞれ母音が付き、k⇒ka、s⇒ki、
最後のs⇒ka となります(日本人が、kurisumasuと、子音のkやsに母音の
uをつけてkuやsuと発音し書き表すのと同じですね)。付け足す母音が、「a」 に
なったり「i」になったりしますが、ハワイの人にはそう聞こえるのでしょうね
(日本人もchristをキ(ki)リストと言い、christmasではク(ku)リスマスと、
違う母音を付けて云いますね)。rと云う子音がlになることは先に述べました。
英語ではchrist masという2音節の言葉が、ハワイではka li ki ma kaという
5音節の言葉になってしまいました。
 もう1つの英語とハワイ語の大きな違いは、子音の数です。英語には24ある子音が
(thやchも子音です)ハワイ語には8個しかありません(p,k,h,m,n,l,w,オキナ)。
そのため、多くの借用語の発音はもとの言葉とは異なったものになりました。
一番極端な例は、「k」です。英語の「t, s, ch, d, z, k, th(ing), (mea)s(ure), g,
th(en), j」と11もの子音が、ハワイではすべて「k」になってしまいます。
(英語のkeyもteaもハワイ語で書けば、どちらもkiになります)。
Christmasという言葉の chと二つのsがka 、ki、kaになるのもこのためです。

 こうしてChristmas が Kalikimakaになったのです。

以上《ハワイ(アン)ミニ雑学講座その−7、ハワイの言葉−その2》でした。

ALOHA!


<今後の活動>
練習日3月2日(金)12:30〜15:30
ランバス・ホールで
  16日(金)12:30〜15:30
ランバス・ホールで
4月6日(金)12:30〜15:30
ランバス・ホールで
  17(火)12:30〜15:30
ランバス・ホールで


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