東京支部学年会「40年会」会員の皆様、                                       平成30年12月13日

                                                                                           幹事兼演奏者 佐藤 一雄

 拝啓、師走の候皆様お元気にお過ごしのことと拝察いたします。
早速ですが最近のイベント報告をお知らせ致します。

 イベント名: アメリカン・ブルーグラス・ミュージックを鑑賞する会

実施日:平成30年12月8日(金)19:00~22:00

場所:渋谷区笹塚ライブハウス「リバテイベル(Liberty Bell)」
出演バンド: ❶Touch of Grass(リーダー北元 真氏), ❷Second Breeze(リーダーS41S1斎藤 徹氏)
        及び❸Hill Top Grass (リーダー佐藤一雄)

参加者: 長谷川節子様、山下冨美子様、山下様御夫君(S38卒)、木村民治様、平櫛耕三様(奈良)、
      三浦一男様、
山田哲哉様、計7名 (佐藤と斎藤徹氏を入れるとKG出身者9名の宵)

報告:  
 西部開拓と共に製作された5弦バンジョー、丸みの無いフラットマンドリン、バイオリンそして
マーチンや
ギブソンのギター、コントラバスなどの量産が進むにつれ、メイフラワー号でアメリカ
大陸に
上陸したアイルランド系移民達がもたらした賛美歌や民謡が進化し、新世界アメリカの躍動
を表すブルーグラスミュージックが生まれました。
 一方、牧童たちの間では愛を歌ったカントリーミュージックが盛んになりました。今回40会では
前者
ブルーグラスに絞って初めての鑑賞会を試みた次第です。
 幹事の佐藤(元ベースマン)は在学中斎藤 徹氏(41年卒)他同窓生とアメリカンフォークバンド
The Music Missionを結成、E.S.S.で英語発音、抑揚を学び歌唱力に生かしてフェステイバルホールや神戸
農業会館、ラジオ神戸等の演奏会に参加しましたが卒業と同時に各自就職の為解散。時は巡り49年後
の2014
年佐藤は斎藤 徹氏の薦めで半世紀ぶりにギターを手にしてスローテンポの曲を歌い始めました。
 最初はどの曲も同じように退屈に聞こえたブルーグラスの旋律が回を重ねるうちに様々な違いと個性が
あると分かり始め遂に“平櫛さんがいみじくも言われるように“「ブルーグラスにはまってしまった」
のでありす。ハマって5年、アコーステイックギターの基本再習得に四苦八苦したものの克服、英語歌詞の
暗唱はE.S.S.で学んだ技術を生かし今年20曲に達しました。その間様々なライブハウスの舞台を経験
し今回未熟ではありますが40年会の皆様にPRさせて頂いた結果上記の方々にお集り頂けた次第であり
ます。今回は6曲を演奏
し本当に楽しく有意義なアメリカ音楽の夕べを皆様と過ごすことが出来ました。
斎藤氏と共にただただ
感謝あるのみです。

                                               ーーレポートおわりーー
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あとがき:
 山下冨美子様の夫君が1963年にKGUからバージニア州の大学に留学、カントリーのメッカと
してブルーグラス
にも親しまれたとのお話を伺い意気投合。一方奈良からこのライブにお越しいた
だいたブルーグラスとカントリーのマニアで
あられる平櫛耕三様もご参加、同期の五十嵐氏が
斎藤 徹氏と親しい仲だったなど幕間に合縁奇縁のお話で盛り上がりました。
平櫛様から「佐藤君、以前より上手くなったね。」とのお褒めの?お言葉も頂けました。秀逸は
斎藤 徹氏が長谷川節子さんから在学中英語の薫陶を受けられた思い出などが語られ、斎藤さんから
参加の皆様にブルーグラスの歴史についてのトークインが行われたことでありました。油彩画では右
に出る者も少ない二科展会友であられる木村民治様も次第に舞台を凝視、さすが一流の芸術家、
ブルーグラスとの邂逅を楽しまれているご様子であった。世話人三浦一男様はリバテイ―二度目で
さすが落ち着いてご覧いただいた。 同氏には対訳歌詞の作成、このイベントのPRなどでご支援頂
きました。副幹事長山田哲哉様は当日も写真班としてご活躍いただき既に記念写真が皆様に配信され
ています。ご案内の配信を含め同氏に感謝致します。
                                                            以上

佐藤は毎月第二土曜日19:00-22:00リバテイベル笹塚、第四土曜日19:00-22:0混沌館―北参道
に定期出演しています。もしお時間がありましたらお気軽に見に来てください。お一人3500円程度
です。最後にジョークの旨いバンジョープレーヤー斎藤 徹氏のMCを二つ。
「Blue Moon in Kentucky is shining」というビル・モンローの作品があるのですが若いころは恋人
だった奥さんにケンタッキーの青い月はとてもきれいだね。そうね。なんて愛し合っていたのが数
十年も過ぎますとこの歌を
聞いていますとなぜか「ブルームーン・イン・ケンタイキ(倦怠期)」って聞
こえるんですよ。(笑)」、もう一つ、有名なマイナ
ー調の「Night Walk」(夕べの散歩)って素晴らしい
曲も後期高齢者になった今自分にはどうも「夜の徘徊」に聞こえてしよう
がありません。(笑)。
などとの一コマもありました。その時の長谷川さん、山下さんの笑顔が印象的でありました。長谷川節子
さんの説では歌詞を暗記し楽器を指で弾きながら同時に歌う動作、これは老化防止にとても良いとの由。
ああ、やっていて良かった
という感じです。
 ご一読ありがとうございました。
皆様、素晴らしい年末年始をお迎えください。
                                                             敬具

 PS)今回佐藤が演奏させて頂いた曲です。(原曲をYou Tubeお楽しみください。)
①   Carolina Star ( Key=G) 原曲Tony Rice
➁ Little Mountain Church House (Key=B 原曲 Carl Jackson
➂ They Called It Music ( Key=C 原曲 Gibson Brothers )
➃ Ring The Bell ( Key=B 原曲 Gibson Brothers➄ California Cottonfields
 ( Key = C 原曲 O.M.G.G. Miss A.J. Lee)

                                                             以上

参加者は8名(佐藤さん含む)でした。

              我らが同志・佐藤 一雄さんが大熱演です。

            19時開演、22時終演、3時間の楽しい迫力ある熱い演奏会でした。          以上