11月8日(火)ランバスホール  出席 9名 欠席投句 2名

◎+6 核廃絶唱えながらも傘の下(澄子)

○+4 表札に今も見守る亡き夫(勝弘)

 〃  何よりも児童を守る道欲しい(康弘)

 〃  番犬にならぬペットがお留守番(澄子)

○+3 お守りに有効期限あるのかな(澄子)

◎+1 個人情報名簿作りの邪魔をする(達夫)

○+2 伝来の棚田を今日も老い二人(大輔)

 〃  パソコンに病気平癒を貼っておく(睦夫)

 〃  守備がため関係ないとホームラン(睦夫)

 〃  いつの間にか防犯カメラ包囲網(達夫)

○+1 守護神を売り買いしてるプロ野球(敬三)

 〃  青い目に技を伝える江戸切子(大輔)

 〃  旅立ちを惜しまれる歳とうに過ぎ(澄子)

○   太平の世に優雅なる天守閣(惠子)

「今月の学習」

表札に今も見守る亡き夫 → 表札に守り続ける亡き夫

何よりも児童を守る道欲しい → 車から児童を守る道がない

毎朝の家族が無事とお仏壇 → 仏壇へ今朝も家族の無事願い

番犬にならぬペットがお留守番 → 番犬にしては小型のお留守番

パソコンに病気平癒を貼っておく   事実でないことを大げさに言う面白さ

速度守る車の先にパトカーが  →渋滞の先頭にいる教習車 または 耕運機

年かさね守りたいのはまず健康 下6 健康を守るとは言いにくい。

   → 年取って健康維持にまず努め

スピードを守り後ろに長い列  作ってしまった罪悪感を詠む → ~列作り

  スクーター後ろに長い列作り

嫁姑妻に片寄る弥次郎兵衛  妻は嫁か姑か、誰から見た妻か。

  嫁もいずれは姑になるから流動的 = 動く句

お守りに有効期限あるのかな   神社の御札は1年です。お礼参りに行きましょう。

「今月のお手本」  講師 津田 暹 先生

 守らない人は読まない注意書き

 削り器と砥石は僕の守備範囲   (料理の得意な先生です。

次回 12月13日 「 凸凹 」

                                文責:小山内惠子