１２月１３日（火）ランバスホール 出席１２名
〇+６ 平積みで差を見せつける人気本（達夫）
７ 株乱れ血圧計も乱気流（勝次）
５ 凸凹のない顔ゆえの化粧映え（惠子）
〃 凸凹をならして怪し平均値（勝弘）
〇+３ 釣鐘の模様が音に味をつけ（敬三）
〃 緩衝材プチプチつぶし憂さ晴らす（澄子）
〇+２ 欲出さずプラマイゼロでまあいいか（勝弘）
〃 大関陣あちら良ければこちらダメ（好孝）
３ 近付けば岩で凸凹青い月（大輔）
〃 目に代わり点字読み取る指の先（澄子）
◎ 大きな谷栗の山経て頂上へ（純逸） 講師は日ハムファンです！
〇+１ 脳育で凸凹道を歩かされ（睦夫）
〇 でこぼこのレースが得意草競馬（康弘）
〃 ティラピスでお尻お腹が波を打つ（好孝）
〃 クレーター昔高峰いま日馬（好孝）
「今月の学習」
震災後歩行に困る道のまま（淑子） 震度７とか液状化とか具体的に。
株乱れ血圧計も乱気流（勝次） 乱がダブる→ 血圧と株価が逆の乱高下
平積みで差を見せつける人気本（達夫） 見せつけるがよい。
釣鐘の模様が音に味をつけ（敬三） 釣鐘の模様という見つけがよい。
緩衝材プチプチつぶし憂さ晴らす（澄子） 見つけが面白い。
つぶすはなくてもいい→ ～プチプチプチと～
夏みかん思わす顔は若いせい（淑子） 発想は面白い。
若いせい →若者の顔から浮かぶ夏みかん
凸凹をならして怪し平均値（勝弘） 「ならし怪し」の流れがよい。
→怪しげな格差社会の平均値
目に代わり点字読み取る指の先（澄子） 点字の説明になっている
→点字読む指の先にも目が二つ
砂利道が老いたる脳を鍛えます（勝次） 会話調が生きる句もあるが…。
→砂利道が鍛えてくれる老いの脳
宮大工凸凹繋いで栄誉賞（睦夫） 繋ぐのみつけが面白い。
背の高い夫の横の妻小柄（淑子） 逆のほうが面白い
→身長も態度もノミの夫婦です
凸凹を隠しおおせた厚化粧（純逸） →顔のしわ隠しおおせぬ厚化粧
しわを隠せなくなった厚化粧のほうが皮肉が効く。
面相は凸凹なれど主役です（康弘） 子どもの頃見た旅役者の主役を詠みました。
クレーター昔高峰いま日馬（好孝） 見つけが面白い。
「今月のお手本」 津田 暹 先生
お隣の屋根より高い屋根にする
夫婦とはこうもありたいツインビル
次回 ２０１７年１月１０日（火） 「 光 」
例会後 パパミラノにて新年会
文責・小山内惠子
