1/20 1月例会は上野の森美術館で開催中の「デトロイト美術館展」の鑑賞でした。16人が参加でした。
会期が1/21迄でその前日ということで、大混雑を覚悟していたのですが、何故か予想と異なり意外にゆっくりと鑑賞することが出来ました。私たちがよく知っている画家たちの作品が数点ずつ展示され、大変すばらしい展示会でした。
以下主催者のHPからの抜粋を引用させていただきます。

デトロイト美術館(Detroit Institute of Arts,通称DIA)は、アメリカ合衆国ミシガン州・デトロイトに所在し、古 代エジプト美術から現代美術まで65,000点以上の作品を所蔵するアメリカを代表する美術館の一つです。 1885年に開館して以来、自動車業界の有力者らの資金援助を経て世界屈指のコレクションを誇る美術館として成長したデトロイト美術館は、アメリカでゴッホやマティスの作品を初めて購入した公共美術館としても有名であり、今では年間約60万人が訪れています。
このデトロイト美術館が存続の危機に陥ったのが、2013年7月のデトロイト市財政破綻でした。市の深刻な財政難により、美術館収蔵品の売却の可能性も取り沙汰されましたが、国内外からの資金援助により収蔵 品は売却されることなく存続しました。危機を乗り越え、今なお美術館のコレクションの中核を成しているの が、モネ、ルノワール、ゴッホ、セザンヌ、マティス、ピカソなど印象派、ポスト印象派の作家による作品です。
本展では、数々の傑作の中から選りすぐりの、日本初公開15点を含む全52点をご紹介します。

主な展示

フィンセント・ファン・ゴッホ

≪自画像≫

1887年 油彩、板に貼り付けたカンヴァス
City of Detroit Purchase

クロード・モネ

≪グラジオラス≫

c.1876年 油彩、カンヴァス
City of Detroit Purchase

エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナー

≪月下の冬景色≫

1919年 油彩、カンヴァス
Gift of Curt Valentin in memory of the artist on the occasion of Dr.William R.Valentiner’s 60th birthday

展覧会の構成

◆第1章「印象派」
これぞ印象派!
モネ、ルノワール、ピサロ、ドガの名作を一堂に展示。

◆第2章「ポスト印象派」
ゴッホ、ゴーギャンの自画像をはじめ、「サント=ヴィクトワール山」などセザンヌのさまざまな画風を紹介。

◆第3章「20世紀のドイツ絵画」
ドイツ表現主義を代表するキルヒナーやヘッケル、ディクス、さらにカンディンスキーなどドイツを舞台に活躍した作家の秀作を紹介。

◆第4章「20世紀のフランス絵画」
”色彩の魔術師”マティスの傑作「窓」。みずからのスタイルを変えることで20世紀の絵画をも革新したピカソの「読書する女性」などを紹介。

鑑賞後、新年会と2月から来年1月までの鑑賞計画を全員で決定いたしました。
写真は全員での記念写真です。