東京支部で一番新しいサークル、朗読倶楽部<クレセント>も、12月で1周年を迎えます。メンバーも16名(男7人女9人)となり、月1度の定例会と、もう一回は自主練習会を開いて、朗読力の向上に励んでいます。
 3月には初めての発表会を開催する予定で、その候補作選びに、今皆さんと米倉先生の間で熱くにぎやかな意見交換がメールで飛び交っています。
 サークル活動もだいぶん軌道に乗ってきましたので、今の<クレセント>をご紹介する意味で、これからはメンバーと米倉先生に配信していました活動報告を、ホームページにも順次掲載していくことにしました。ホームページをお開きになったおついでに、どうぞ朗読倶楽部<クレセント>にもお立ち寄りください。
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 すっかり秋めいてきましたね。いよいよ朗読の季節がやってきました。秋の夜長にあなたの声を響かせましょう。
  9月10日京橋区民会館で初めての自主練習会が開かれました。朝は晴天で、久々にランバスが使えるかと期待していたのですが、午後からの降水確率が50%を超えたため、しぶしぶ区民会館に変更。が、行ってみると駅近で部屋もきれいで朗読にはピッタリの広さでした。これなら、今後はここを中心に活動するのも悪くないなと、皆さん感じられたようでした。11月までは、東京文化会館を取っているので、12月から来年にかけては、中央区の集会施設にお世話になることが多くなりそうです。
* 自主練習会では、滑舌と発声練習を中心に、「五十音」、「雨ニモマケズ」、「答」、「谷川俊太郎の詩2編」、舌が回ってきたところで「ういろう売り」、最後に「はめ殺し窓」を一度読みました。
新人メンバーさんも、「五十音」はほぼ暗記されていました。一方でベテランさんにつまずきも(私もその一)
「雨ニモマケズ」は一行二行ずつ読み増やしていく輪読のような読み方を繰り返してみました。途中藤本さんに輪の外から聞いていただき、感想をお聞きしました。拍手喝采を受けた後「自分が入った2行は大きく読んで、その後は新しく入ってくる人のために声を落として迎え入れるように読んでいる人がいて素敵だった。」と、素晴らしいコメントをくださいました。なるほど!と思いました。
「答」はいつ読んでも、皆さんほんとに上手だなあと感心してしまいます。詩自体すぐに入り込めるからでしょうか?
「谷川俊太郎の詩2編」今までの「ぱん」「わかんない」より、ちょっと難解でてこづっています。吉本さんには、ご紹介いただいた「GENESIS」を一人で読んでいただきました。山小屋の主人がストーブを囲んで、泊り客に読んで聞かせてる、みたいない~い感じでした。詩をもう一度、アップしておきました。
服部雅子さんは大の谷川ファンだそうです。いろんなアドバイスやエピソードなどお聞かせいただけるとうれしいですね。
「ういろう売り」は、これも皆さん力を入れて練習されているのが、よく分かりました。米倉先生に聞いていただくのが楽しみです。読む量も少しずつ増やして、p95「系図正しき薬でござる」まで。
「透頂香」  即ち文字には、の後、「すく、いただき、におい」を一般的に読まれている 「いただき、すく、におい」に変更、統一しましたので、ご了解ください。漢字の通りだと元ので良いのですが、なぜか圧倒的に「いただき、すく、におい」が多いのです。(横書きテキストもそうなっています。)
「はめ殺し窓」を皆で一通り読みました。「う~ん」な部分もあり、はにかみながら読んでいる人もいました。うぶな人が多いクレセントです。
* 今後の予定
10月9日火曜日 定例会 9時半~12時 東京文化会館小会議室 2
10月22日月曜日 自主練習会 9時半~12時 東京文化会館小会議室 2
11月12日月曜日 定例会 9時半~12時 東京文化会館小会議室 1
11月27日火曜日 自主練習会 9時半~12時 東京文化会館小会議室 1
12月10日月曜日 自主練習会 13時~16時 ランバスor京橋区民会館
12月25日火曜日 定例会&クリスマス会 14時~20時(予定)場所未定