6/21 6月例会は渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムでの展示会を10人で鑑賞しました。英国の海運王、ウイリアム・バレルはスコットランド・グラスゴーの出身でした。グラスゴーは文化的にイングランドを飛び越え、フランスの影響を大きく受けていました。バレルは1944年何千点ものコレクションをグラスゴー市に寄贈し、美術館「バレル・コレクション」となりました。その条件は①大気汚染のない郊外に②国外へ持ち出さない・・の2点でした。美術館の建て替えで、初めて日本での展示が実現し、門外不出の名画ドガの「リハーサル」を始め、大半の展示品は日本初公開となっています。

展示会ポスター、ドガ「リハーサル」

ブーダン「トウルーヴィルの海岸の皇后ウジェニー」
美術館ロビーにて(ここでは8人)

尚、忘れてならないのは、画商リードの存在です。バレルは「リードは良質な絵画とそれを愛でる心をスコットランドにもたらせた功労者である。」と語っています。