10月の例会は上野の森美術館で開催中の「ゴッホ展」でした。人気のゴッホですが、展示会がスタートした直後ということもあり、予想よりは空いていました。鑑賞後、「韻松亭」でランチで歓談しました。

下記は美術館による本展示会の概説です。
写真は美術館壁面をバックにしたスナップと昼食会場での全員写真です。

鮮やかな色彩と力強い筆致で人々を魅了し続ける画家、フィンセント・ファン・ゴッホ。37年の生涯のうち画家としての活動はわずか10年で、代表作のほとんどは晩年の数年間で描かれたものだ。

 ゴッホが画家として独自の画風を確立するまでには「ハーグ派」と「印象派」の画家たちとの出会いがあった。27歳のときに画家を志したゴッホは、オランダの「ハーグ派」と交流しながら、絵画の基礎を習得。農村風景や静物などを題材に、暗い色彩で抒情的な光景を描いた。その後、弟テオの勧めで移り住んだパリで鮮やかな色づかいの「印象派」を目にし、独自の作風を確立していった。

 本展では、貴重な初期作品、《糸杉》など晩年の代表作を含むゴッホ作品約40点を展示。「ハーグ派」のマウフェやラッパルト、「印象派」のモネ、ルノワール、ピサロなど影響を受けた画家たちの作品を交え、ゴッホが後期印象派を代表する画家のひとりになるまでの画業の変遷をたどる。