有志15名が参加して会員の西川さんのガイドで、京都七福神巡りを楽しみました。

 これまで、毎年東京の七福神巡りを引率していただきましたが、今年はコロナ禍を利用してオンラインで遠方の懐かしい京都を旅する趣向をしていただきました。

 

.ガイドの概要

 (1)七福神の発祥の地は京都で、今回の都七福神まいりは日本最古のものです。

  関東の七福神巡りは1月7日までとなっていますが、京都では1月31まで行えます。

(3)7か所のうち、神社はゑびす神社一つで、日本古来のものです。

  残り6か所はすべて寺院です。 大黒天、毘沙門天、弁財天の3つはインド、残る福禄寿、寿老人、布袋は中国から渡来したものです。室町時代の禅と茶道の隆盛により竹林の七賢人などの絵が人気を呼び、七賢人なぞられてゑびす、大黒天に5人の神様を追加してから七福神になりました。

(4)巡る順序はいろいろありますが、京都市内の①六波羅蜜寺(弁財天)から開始して順に②ゑびす神社③東寺(毘沙門天)④松ヶ崎大黒天⑤赤山禅院(福禄寿)⑥行願寺革堂(寿老人)から最後は宇治市の⑦萬福寺(布袋さん)で終えます。

(5)①六波羅蜜寺:醍醐天皇の第二皇子空也が創建。西国33か所の第17番札所 宝物館の空也上人、平清盛像、運慶、湛慶像に始まり、寺内では一岩石、なで牛、首塚、地蔵尊、銭洗弁天など興味湧くものが多いです。有名なパワースポット。

②ゑびす神社:西宮、今宮と並ぶ3大ゑびすの一つ。臨済宗栄西が建立。1月8〜12日の間十日えびすは人込みでごったかえします。二つの鳥居・持ち物は笹と鯛のゑびすさん・2度コンコンと叩くとご利益のある本殿・商売の神様で大丸と高島屋の提灯がゑびす本殿に掲げられているなど。

③東寺:開基は桓武天皇 7つの門(東寺の七不思議)のエピソード・南大門は三十三間堂から移築、五重の塔55mは最古で嵯峨天皇の命で空海に下賜された、南大門・金堂・講堂・食堂が北一直線に整然と並ぶ伽藍配置や建物は平安時代のまま

④松ヶ崎妙法寺:日英上人の創建 8月16日に五山の送り火で松ヶ崎山に「法」の大文字焼きで有名。日蓮宗。

⑤赤山禅院:福禄寿 天台宗延暦寺の別院塔頭 赤山大明神 拝殿の屋根の御幣と錫を持ったサルは御所の東北角の猿が辻の猿と対応。紅葉の名所。

⑥行願寺革堂:天台宗行円上人開基 寿老人 七福神像 西国33か所の19番札所 幽霊絵馬(子守の哀しい秘話あり・資料参照) 鐘は第二次世界戦争で徴収されたが近年再建 猫寺でも知られ境内は猫で一杯 上人が皮聖である原因は?

⑦萬福寺:宇治にある黄檗宗寺院 明の隠元和尚が開祖 建物、仏像様式、儀式作法、精進料理が中国風 中国の弥勒菩薩が布袋として渡来 七堂伽藍 中国の寺院の趣 普茶料理を提供

 (6) 別に、泉涌寺は構内で一日で七福神巡りができる。できる日が泉雄寺に問い合わせしてください。どうも毎年、日時が違っているようです。

 (7)最後に動画(京阪バスツアー)による七福神巡りで幕

 約1時間半に渡り詳細にガイドいただいた後、参加者の皆様と共に雑談して次回の再会を祈念して午後9時頃に終了しました.

   なお、資料のデータが膨大なのでかなり分割してしまいました。
 興味のある方は、ゆっくりと楽しんでください。
 

                             文責 森本廸和 西川敏子