川柳サロン令和4年9月例会  お題「ひしひし」3句+雑詠1句

9月13日(火) 銀座オフィスで開催。

津田暹先生は体調不良によりご欠席のため、今回は会員互選による評価で、得点のあった句を掲載しました。

出席 会員8名、 投句のみ2名、選句11名

句会開始に先立ち、全日本川柳協会常任幹事でもある藤井敬三氏より、ユーモア川柳のすすめの講義があり、会員の皆様は川柳の心得を確認いたしました。

今月のお題「ひしひし」 

 会員よりの得点数

6点 足下に寄せては返す第七波 (和央)(今回の最高点)

4点 日本の周りに赤が迫り来る (純逸)

4点 墓参り親の偉大さひしひしと (治郎)

4点 子も離れ頼みは妻と思いしる (勝弘)

4点 無法者身近に迫る核の影 (勝弘)

3点 そんな歳か今年限りと来る賀状 (勝次)

3点 尖閣の沖にミサイル波高し (和央)

3点 歳のせいと言われる度に自覚する (達夫)

3点 窓際に定年の波迫り来る (敬三)

2点 孫の年聞いてひしひし老いたなあ (たけお)

2点 コロナ禍が八十の壁高くする (勝弘)

2点 目から耳足腰にきて記憶なく (純逸)

1点 体温と競う夏空温暖化  (和央)

1点 友人のガン身に染みる年になり(淑子)

1点 圭さんに重圧掛かる3回目 (達夫)

1点 ひしひしと劣化が迫る保守議員 (たけお)

雑詠

   会員よりの得点数

9点 観光のパンフを集め夏は過ぎ (敬三)(今回の最高点)

7点 コロナ越え白河越えて優勝旗 (達夫)

7点 コロナ禍に感染無用長電話 (勝弘)

5点 猛暑下で過酷だと蚊も夏季休か (純逸)

3点 ひまわりが武器を実らせ熊退治 (治郎)

1点 コロナ禍もカルト詣での議員達 (和央)

1点 クリミアで本音は裸プーチン氏 (たけお)

                        以上

 次回のお題「気休め」(締め切りは9月30日です)

10月11日(火)銀座オフィスで開催の予定です。 現在例会は毎月第2火曜日13時30分から16時です。

入会者募集中!

川柳に興味をお持ちの方 是非見学にお越しください。

投句のみのネット会員も募集しています。

ご見学・ご入会等のお問い合わせは、同窓会東京支部( kg_tokyo_soumu@yahoo.co.jp )にお問い合わせください。

指導は著名な津田暹(すすむ)先生。 全日本川柳協会元理事、雑誌「川柳研究」元編集長及び発行人。

現在世話役   石田達夫(s45)

メンバー 男9名、女性2名