12月度リモート参加者

KG40会の皆様、今年も残すところ後わずかとなりました。
世の中は内外を問わず異常と思われることで溢れています。
今年最後のリモートの集いでは勝山牧師指導により下記クリスマス礼拝を持つことができました。
短いひと時ではありましたが清らかなこころになり一年の締めくくりにふさわしい礼拝でした。
勝山牧師の講話は三浦さんが書き下ろしして下さいました。
(勝山牧師確認)

2022年12月23日
第一部  クリスマス礼拝 
                                              司会 小西淳一
                                              牧師 勝山健一郎
                                              開式の祈り  内山政武

聖書の言葉
マタイによる福音書第二章11節
「そして、家にはいって、母マリヤのそばにいる幼な子に会い、ひれ伏して拝み、また、宝の箱をあけて、黄金・乳香・没薬などの贈り物をささげた。」

讃美歌 109番 きよしこの夜 斉唱とウクレレ伴奏 平川公明

講話 勝山健一郎
今の時期は丁度クリスマスセールがあり又忘年会などが多い時期です。マタイ伝の聖句にありますように、ここに登場する異邦人たち(ユダヤ教信者以外は全て、日本人も異邦人です)が救い主イエスが誕生したことを知り礼拝した最初のケースを示しています。12月25日が生誕の日であったかどうかは定かではありませんがそのように決めています。実は異邦人が出発したギリシャやバビロニア地方では1月6日にクリスマスが祝われます。12日間の差がありますのは、これら地方では救い主の誕生を星を見てわかり、そこから歩いてイスラエルに到着したその日が1月6日であったからです。ギリシャ正教やロシア正教などは1月6日にクリスマスを祝います。そのために、クリスマスツリーは通常1月6日まで飾っていいことになっています。聖句は異邦人が3つの宝物を持ってきたと記していますが、イエスにとってどういう意味があるのか、どのように使ったかは書いていません。ですから我々が想像しなければなりません。私は次のように考えます。3つの宝物とは彼らの大切なもの全てを捧げたということで、異邦人が改めてイエスに従いますと新たに決意表明をして新しい人生を開始したと考えます。12節には別の道(新しい人生のこと)を通って帰国したと記されています。これまでの人生という道は正しくなかったので、救い主と会ったのちは違った道を通って帰ったと考えます。では私達の人生にとって宝とは何か、これをどう利用し、どう活用するのか、そういう課題を提示していると考えます。
そこで、改めて私達の宝物はいったい何でしょうか。私達は例えばMastery for serviceという宝物を持っています。何かしら我々は宝物を持っています。それは何かを心の中に描いておきたい。自分の宝物を背負いながら歩む、私にとっての宝はなにかを考えてみる、探してみる、そのことがクリスマスであると考えます。丁度年末直前にあたって、改めて自分の宝を探し求めていく、今もっている宝を捨ててもよいから新しい宝を見つめる、決断する、確認する、そのことによって新しい人生を踏み出す、クリスマスをそういう意味で捉えて迎えていけばいいのではないでしょうか。 80代になっての宝物は何か、40年会にとっては新しい宝はなにかを考えてみたい、別の表現でいえば人生を顧みる時として捉えみてはどうかと考えます。

祈祷 勝山健一郎
讃美歌 106番 荒れ野のはてに  斉唱とギター伴奏 佐藤一雄
讃美歌 112番 諸人こぞりて    斉唱とギター伴奏 佐藤一雄

第二部の模様
参加者の皆さんに今年の想い出に残ること、現況をお話しいただきました。
やはり健康に関するお話が多く中でも歩くことの効能が際立っていました。
永尾さんが主宰してくれている“ぶらり”の報告がありました。
“ぶらり”はトレーニングではなく無理のない散歩をしながら自然と触れて友と語ることのできる私たちにとっての心身の健康法だと思います。
暖かくなりましたら又企画していただいて集うことができればと思います。 
今年のリモートの集いにご協力いただいた皆様に幹事一同心からお礼申し上げます。
皆様良いお年をお迎えください。   
                                           KG40会幹事一同