40年会7月度参加者

40年会リモートの集いの報告
6月7月のリアルの活動を永尾さんから最初に報告します。

6月には秋の紅葉できれいだった本土寺を、あじさいの見頃を見計らって再訪しました。この時期は菖蒲も綺麗に咲いていて二重の楽しみとなりました。終わってあるフレンチレストランを探しましたが見当たらず、カフェと称するギャラリーに遭遇、静かで沢山のシャガールの絵のレプリカを楽しみながら手頃な価格でのランチを楽しみました。「ぶらりミニ」と称するこの集いの真骨頂かもしれません。
6月には数年前のイベントと同じコースで、今回は先にアンコールワットのカンボジア料理のランチを食べた後に明治神宮の菖蒲園を訪れました。徹底してお花が管理されていて、見事に菖蒲の花が咲き揃っていました。しかも今回は静かでゆっくりと雰囲気も楽しめました。しかしカンボジア料理は昼食のランチセットではなく、ゆっくりフルコースで食べたいという要望があり、7月に改めてアンコールワットのフルコースのお料理を堪能する会合を持ちました。このお店は永尾さんが40年来の付き合いのお店でしたが、7月に移転しますので、またいつか新しいお店で再会しましょうと。この秋には「紅葉の本土寺」と「砧公園と世田谷美術館」などぶらりミニ企画として準備します。7月には東京支部のフェスタがあり、出席者は4名と少なかったことは残念でした。4年前は一つのテーブルを確保するぐらいの出席者でしたのでまた皆さんで集まりましょう。

 

平野さんが過去最大規模の個展を開き、同時に平野さんがかねて深い興味をもってきたJAZZとのコラポを個展中に企画、トップアーティストを招いての興味深いチャレンジを楽しみました。この場では勝山牧師や永尾さんが同席、永尾さんがビデオのプロとしてこれまで同様にその模様を撮影、又私達にも紹介してくれることになりました。今回は小型の絵だけでなく、20号、30号の絵も出品されてTwo Floor一杯の展示となりました。独自の水彩画風は定評がありますが、今回は抽象画3点も出すなど、随所に新しい試みのある個展でした。

会員から佐藤さんへハワイアンなど何か演奏して欲しいという要望が出されて次回は準備してやりましょうということになりました。木村画伯からは秋の二科展に向けて4作目をチャレンジ中との報告があり、9月の二科展に恒例の見学会を開催することになりました。中西さんは鎌倉の自治会で小学生高学年と中学生を対象とする英語講座に出講するというお話が先月あり、今月はどうですかとの司会の質問に答えて、小学生高学年の3名は簡単な質問にもほとんど口をひらけず、わずかに中学生3人が答えるにとどまったとのこと、テーマはThink in English!本当に初歩的な質疑において英語でとにかく返事を返すということに慣れていないことがよくわかったと。会員からも、今でもその練習をしているがなかなか難しいですねと。英語学習の在り方についての議論が始まりそうなところで会合は時間切れとなりました。湯川さんは毎週水曜日絵画教室に通い今『かぐや姫』を製作中で特殊な手法を用いているとのこと。出来上がりが楽しみです。

お奨め
池田裕子さんが8月5日の三日月会において「関西学院の真実:関西学院スピリットの原点を探る」と題した講演があります。そのご紹介とご出席へのお薦めです。

昨年10月にはラトビア共和国と関西学院の国レベルの交流の全容を語ってくださいましたが、今年は我々が日頃常に思い起こすMastery For Serviceについて、もう一度原点を見つめるテーマです。池田さん曰く、『今から94年前1929年、関西学院は創立の地、原田の森(現・神戸市灘区)を離れ、上ケ原に移転しました。翌年3月、上ケ原から初めて送り出す卒業生に、ベーツ院長はこう語りました。「あなた方は関西学院スピリットの生き証人です。母校は古い殻を脱ぎ捨てましたが、そのスピリットは新たな地で、新たな形となって生き続けます。あなた方の心に根付き、永遠に生き続けると、私は信じています」と。ベーツ院長の言う、原田の森生まれの関西学院スピリットとはどのようなものだったのでしょうか。それは今も卒業生の心に根付き、生き続けているのでしょうか。―関西学院のエスプリを追って―カナダ、アメリカ、ラトビアへーの刊行を機に、数々の写真や資料を使って、今だからこそ明かせる裏話を交えながら探ってみたいと思います。』 この本を読んでみると、学院の歴史がわがことの如く思い出させてくれます。そうした雰囲気を共有したいと思い、お奨めいたします。