五十嵐吉彦先生(S38年経卒)のご指導の下、鉛筆やペンの線と紙の白さを生かした、透明水彩の爽やかな水彩スケッチを目指しています。油彩や日本画に比べて、短時間で、場所をとらず、鉛筆、筆、スケッチブック(F4)透明水彩絵具で手軽に楽しめ、しかも奥が深いものです。気候の良い時は、都内・近郊のお洒落な公園、寺社境内や水辺での風景スケッチ。冬場や雨天は主に丸の内キャンバスで花や果物等の静物スケッチを楽しみます。2時間程度で描き、その後先生からの、次作への反省と励みとなる暖かな講評を受けます。
サークルメンバー全員のスケッチ研鑽のため、毎年3月に作品発表の場として展覧会を開き、1年間に描いた作品から全員が出品することになっています。

毎月第二土曜日(原則) 10:00 ~ ―― 土曜会 
毎月第二月曜日(原則) 13:00 ~ ―― 月曜会

■3月(第139回)例会

〔土曜会・月曜会合同〕
開催日時 3月30日(土) 13:00~
場所   代々木公園
出席者   23名(土曜会11名、月曜会12名)

◆11月依頼久しぶりの戸外風景スケッチ、それも年に1度の土・月合同のスケッチ会。早く咲いた桜が30日まで保つかと心配しましたが、見事満開状態を維持してくれました。しかし、公園内はすごい人出、しかもすごい寒さ、この寒さのお蔭で、桜が保ったのでしょうが、公園内のトイレは男子用も長蛇の列となりました。(寒さ+お花見ビールの所為でしょう。)

◆あまりの寒さに、講評会は総会・懇親会会場の恵比寿ビヤステーションに移動して、4:30から行いました。講評会では、桜の描き方を中心に先生から下記のような講評を頂きました。
① 空を少しグレーにして、桜の白を生かしながら、花の影を、ウルトラマリ     ー等のブルーを少し利かせると満開の花の膨らみが出る。
② 桜の膨らみということで丸く、丸く描くが、先の伸びきった枝をぎざぎざにエッジを利かせて描くと、広がりが出る。
③ 今日のように沢山の花見客がいるとその人々を入れようとするが、沢山入れすぎると絵が落ち着かなくなる。人影ぐらいの感じで多少入れるぐらいのほうがよい。