2018年4月3日(火)、「KG東京41年会」を開催しました。

春・秋、年2回の懇親会も早や25回目となりました。

今回は総勢39名の参加を得て、午前は漱石生誕・終焉の地を訪ね、午後は新宿中村屋にて会食。懇親の一日を過ごしました。

  

朝10時に東西線早稲田駅に集合し、28名が先ずは漱石生誕の地を訪れました。当時の江戸牛込馬場下横町は、新宿区喜久井町に名を変え、今は記念碑により生誕当時を思い描くしかありません。

生誕地横の角地に小倉屋という酒屋がありました。ここは中山安兵衛(後の赤穂浪士堀部安兵衛)が高田馬場の決闘に駆けつける際、升酒を飲んだと伝えられる店。今は車が通り抜ける下町の喧騒のなかにあり、時の変わりように不思議な思いがするスポットでした。

 

途中、作品「硝子戸の中」で登場する誓閑寺に立ち寄り、区内最古の梵鐘を見た後、漱石の父・直克が命名したとされる夏目坂をダラダラと登り、峠を越えて漱石山房記念館にたどり着きました。

明治40年(1907)から大正5年(1916)に亡くなるまで過ごした家があった場所。「漱石山房」と呼ばれて多くの門人が集まり、敷地の一部は今は漱石公園となっています。

49才で亡くなった生涯の中で、創作活動は僅か10年程だったという。3四半世紀を生きてきた我々のことを思うと、何と密度の濃いい生涯だったのだろう・・ と思いを巡らしながら山房を去りました。

 

続いてバスで新宿に移動。12時半から38名が揃い待望の会食となりました。

場所は我々41年会にとってのホームグランド的なレストラン、新宿中村屋GURANNA。ビール、ワインとアルコールも入って親睦を深めていきました。

途中、関西から参加の総部放送局OG・OB2名の紹介、また、学院と同窓会の近況等の話しが続き、楽しいひとときが過ぎていきました。

 

散会後も名残惜しく、近くの珈琲ハウスに場所を変えて話しが続きました。

皆様のご参加まことに有難うございました。