関西学院大学東京支部学年会40年会                                  2018年8月16日(木)

「40会」会員の皆様へ、                                                文責:佐藤 一雄

                                   KGU 40年会・丸の内キャンパス・ランバス外活動報告

イベント名:第4回40会JCP(日本室内管弦楽団)「ウイーンの街角」クラシック演奏会鑑賞 
日時:平成30年8月12日(日)14:00~16:00
会場:江東区亀戸文化センター3Fカメリアホール
例会幹事:佐藤 一雄、三浦 一男、
ご参加者:稲葉 勝弘、鹿島 紀子、内山 政武、小西 淳一、小西お孫様1名、山田 哲哉、
     湯川夫美子、山谷 隆、木村 のぞみ、平川 公明、平川 夫人、山下 富美子、藤本 宏一、
     白鳥 妙子、木崎 政子、長谷川節子、東野 耕一、原 公明、梶山 修弘、八木厚子、
     三浦 一男、佐藤 一雄 計22名(順不同、敬称略)

 イベント報告:(丁寧語略)
☆カメリアホールを「ウイーンの楽友協会」、亀戸天神を「聖ステファン大寺院」、亀戸十三元通りのエクセルシテイホテル内イタリア料理店ジョルノッテをウイーン玄関の「モーツアルトカフェ」に見立て、ジャパンチェンバーフィルハーモニーをミニ・「ウイーンフィル」と仮定しオーストリア、ハンガリー、スロヴァキアを始めEU各国で活躍する指揮者石井和彦氏による私たちが比較的聴きなれた13演目と4曲のアンコール曲の親近感あふれる演奏モードを心行くまで鑑賞し楽しむことが出来た。22名のご参加者各氏からも異口同音に同様のご感想を頂いた。又、会員長谷川節子氏の子息ヴァイオリシニスト長谷川淳一氏がファーストヴァイオリンとして初登場されきっちりリード役を果たされた。終演後参加者の多くから同氏への祝福の言葉が贈られた。終演後ロビーで石井和彦氏、石井奈々さんとの懇親の場を設けて懇談、記念写真の撮影などが続いた。筆者は担当者としてこのエンデイングのプロデユースにも力点を置いていた。さて時系列に話を戻すと

 (1)午餐会:11:30~12:30イタリアンレストラン「ジョルノッテ」に参加者16名が着席、40会特別ランチが供された。先ずワイン、ビール、「神社」エール(?)などドリンクのサービスに始まり、約10種のオードブル1皿、ジョルノッテ売れ筋生パスタ1皿、特製ミクスピツア4皿(8キレx4)、ローストポークと特製グレーヴィがマネージャとソムリエから丁寧に供された。更に涼しいデザートと締めのイタリアンコーヒーと続き予想外の美味しさに全員満腹満足。(予算に値する良いメニューだったよとのご評価も頂く。事前調査の大切さを改めて感じた。)

 (2)演奏会:上記のように指揮者石井和彦氏(東京音大卒62才)の新機軸「トークイン」形式のおもしろい室内管弦楽が次々と披露された。思えば5月5日(土)国立新美術館で開催された第92回「国展」で油彩画家であり先輩である伊藤久代画伯(西宮市一里山町)を中心に出展された画家による作品の自己紹介と質疑応答や9月12日(水)同美術館で開かれる「二科展」にて二科展会友であり我らが同期の油彩画家木村民治氏が40会参加者向けに予定する自作品説明に類似しているモードである。

13演目を簡単に ご紹介すると
第一部ACTI:
1. J.シュトラウス:ワルツ「春の声」正に3度目の結婚の絶頂期、ウイーンの森の小鳥の合唱。
2. J.シュトラウス:ピチカートポルカ、チェコの民族舞曲、ワルツと共にウイーン舞踏会の華。
3. モーツアルト:フルート協奏曲第1番、名曲。フルート宮中裕子が晴れやかに印象的演奏。
4. モーツアルト:アイネクライネナハトムジーク大楽章。スロヴァキア辺りでは本曲を知らない演奏家もいたとか。
5. モーツアルト:大ミサ曲より「ラウダムステ」新妻の為の曲で神への帰依をラテン語で石井奈々歌唱。
6. マスカーニ:カヴァレリア・ルステイカーナ間奏曲、村娘サントウッツワ協会の前で唯々祈る。ホルン演奏が超難しい。
7. ブラームス:ハンガリー舞曲第1番、オーストリアと二重帝国だったハンガリーに住むジプシーの哀歌。
8. モーツアルト:フィガロの結婚序曲。1789年フランス革命目前の貴族社会の最後の栄光。
9. J.シュトラウス:アンネンポルカ。踊りだしたくなるようなエレガントな舞曲、これも革命前の曲。
10.   モーツアルト:ヴァイオリンとヴィオラの為の協奏交響曲。ロンド形式。お喋りを楽しむ村娘達。
11.   モーツアルト:デイベルテイメント17番より。メヌエットは3拍子のバロック宮廷舞曲、男女の心情。
12.   J.シュトラウス:喜歌劇「こうもり」チャルダッシュ。石井氏の森の狩人が吹くホルンを聴く逸話。
13.   J.シュトラウス:ワルツ「美しく青きドナウ」1/1NHKニューイアーコンサート・ウイーンフィル代表曲。

*アンコール曲・4曲が続く。ハプスブルグ家を苦しめたラデスキー将軍の行進曲が印象的であった。他   ソプラノ石井奈々さんの美しくもまろやかなドイツ語歌唱が印象に残った。1曲は二番を日本語訳で歌唱。今年結婚式を挙げられた指揮者石井和彦氏の愛娘でもある。素晴らしい才能。

主な出演者は指揮及びトークイン石井和彦、コンサートマスター村上 昇、ソプラノ石井奈々、フルート      宮中 裕子、ヴァイオリン廣川 智、ヴィオラ田中 茜の各氏。場外スタッフ:伊藤 恭子さん(40会指定ピアニスト?)、神戸たまみさん。

以上、ゆったりとした会場でイタリアーナクイジーン直後のリラキゼーションを満喫しながら平川公明殿ご夫妻、小西  淳一幹事長殿とお孫様、申し込み一番乗りの鹿島紀子さん、稲葉勝弘殿、遠来の東野 耕一殿や平川ご夫妻同様JCP常連の第一期幹事長内山政武殿、藤本宏一幹事殿等々、山下富美子さん、木崎政子さん、湯川夫美子幹事、楽しんで戴いた事を期待する山谷 隆殿、アーテスト風の木村のぞみさん、会計処理で奮闘頂いた金庫番白鳥妙子幹事殿、40会副幹事長兼代表写真班長山田哲哉殿などなど紙面に書き切れない素晴らしいご参加皆様のご支援とご協力に改めて感謝致します。

 ☆☆来春のJCPコンサートプランは3月12日(火)に「豊洲文化シビックホール」、そして5月11日(土)に再び佐藤の東京での「ふるさと」とも言える四谷見附とお隣の赤坂見附・ニューオータニと上智大学に面する「紀尾井ホール」での第5回40会・JCPコンサート鑑賞会を開催する予定です。来年に入りましたら改めてご案内申し上げます。

☆☆☆さて、次なる40会イベントは9月12日(水)六本木「国立新美術館」で開催される「二科展」に今年も力作を出展される40会盟友画家「木村民治」氏のトークイン(同氏は作品の現場説明と定義)です。例によって木村氏を囲んでお洒落なランチ(2千円)も楽しめます。幹事から案内文を送信致しますので奮ってご参加ください。

では残暑厳しき折柄、会員の皆様におかれまして一層ご自愛に努められ引き続き「40会」の各種イベントに健康増進を兼ねてお気軽にご参加ください。                                                                        草々

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コンサートに先立ち、イタリアンレストランで午餐会を開催。佐藤幹事のご挨拶で開宴。

楽しきメンバー40年会{通称40会(ヨンマルカイ)}16名で乾杯!

 

指揮者石井和彦氏(中央)と40年会・長谷川節子さん(左)とご子息ファーストヴァイオリンの  長谷川淳一氏(右)

指揮者石井和彦氏、フアーストヴァイオリン長谷川淳一氏、石井和彦氏のご愛娘でソプラノ歌手の石井奈々氏と40会メンバー

素晴らしかったコンサートの余韻に浸っているメンバー。カメリアプラザ前で。

                                        写真      梶山 修弘

                                        写真・編集   山田 哲哉