2020年1月度 E-News & Songs

                                                                   例会日:2020年1月9日

Democracy wins in Hong Kong, but for how long

 

香港の問題は、世界的な問題となっていますので、本例会でも取り上げることにしました。

 

参加者は各パラグラフを読み、要約し、問題点を挙げ討議しましたが、Japan timesらしい日本人には理解しにくい英文表現も多く、また香港議会の構成や選挙制度の理解に手間取りました。。  しかし、参加者全員が社説をしっかり読み、予め関連する資料の準備もあり、全般的な読解ができました。  これがサークル活動の良さと、改めて認識しました。

 

香港の人々は、中華人民共和国の一部ではなく、香港人としての強いアイデンテティーを持っています。 今回の選挙では民主主義勢力が、地滑り的な大勝利を収めました。

一方中国政府は、今回の香港の事案をアメリカをはじめとする外国からのブラックハンドによる内政干渉としてとらえており、双方の立場に大きな違いがあります。

中国政府は一党独裁のもと、厳しい施策を進めることを公言しており、真の一国二制度は厳しい現実に直面しています。

 

社説で最後に触れられていた、習近平国家主席の国賓としての招待については、参加者の中でも賛否が分かれました。

時間があれば、中国政府との尖閣諸島の領海侵犯、日本人の不明瞭な拘束問題などの国内問題や、広く香港、台湾、ウイグル自治区への弾圧などの事案も踏まえた議論の中で、賛否の判断をしたかったのですが、時間切れで終了したのが残念でした。

 

                                  

リーダー・前城 弘