2021年6月6日からアルメニアの首都エレバンで開催されていた
【第17回ハチャトゥリアン国際コンクール(Khachaturian International Competition)】の
指揮部門において、
6月12日、関西学院大学卒業生の出口大地さんが第1位(優勝)を獲得しました!

 ハチャトゥリアンコンクールはアルメニア出身のアラム・ハチャトゥリアン(1903-1978)の名を
冠した国際的音楽コンクールで、
チェロ・ピアノ・ヴァイオリン・指揮の4部門で競われます。

 出口大地さんは、1989年大阪(豊中)生まれ、2008年関西学院高等部卒、2012年 関西学院大学法学部卒業後、東京音楽大学作曲指揮専攻を改めて卒業。現在、ベルリンのハンス・アイスラー
音楽大学指揮科修士課程で研鑽を積んでいます。

 幼少よりピアノ、15歳よりホルンを学び、指揮を広上淳一、田代俊文、三河正典、下野竜也、
クリスティアン・エーヴァルト、オペラ指揮をハンス・ディーター・バウム、
現代音楽指揮をデイヴィット・コールマンの各氏に師事。
講習会等でヨハネス・シュレーフリ、クリストフ・ザントマンの各氏に師事。
ピアノを石井千穂、野田清隆、ヴィオラを河合訓子、ホルンを中西順、声楽を横山恵子、
ハンス・ゲオルグ・プリーゼの各氏に師事。
古楽奏法をラファエル・アルパーマン、作曲理論を伊左治直、植田彰の各氏に師事。
東京およびベルリンを拠点に各地で活動中。

 今回のコンクール指揮部門はセミファイナルに進んだ16人のうちファイナルに残ったのは6人で、しかも出口さんはトップバッターという緊張を強いられる順番でしたが、見事優勝!

その瞬間(1:28:00~)と演奏をYouTubeで見ることができます。

みなさま、どうか本学後輩である出口大地さんの今後の活躍にご声援をよろしくお願いします!

(文責 井谷善惠)