2021年度のタイガースは前半素晴らしいダッシュでペナントリーグを駆け抜け、例年鬼門となっていた交流戦も11勝7敗で4つも勝ち越す勢いでした。交流戦終了時点では同率2位の巨人・ヤクルトに7.0ゲーム差でダントツ1位でした。しかし、交流戦後はスピードダウンとなり、オリンピック休みとなる迄の6/18~7/14では9勝14敗1引き分けでした。
この時点で2位巨人とのゲーム差は2.0,3位ヤクルトとの差は2.5となりました。オリンピック休暇あけは、阪神、巨人、ヤクルトの上位3球団のマッチレースの様相が続きましたが、巨人が脱落、ヤクルトが投打のバランス良く抜け出す・・という状況となりました。勝利数ではトップのタイガースですが、引分けが他チームにくらべ極端に少なく、勝率で順位を決めるセ・リーグでは、相対的に不利となっています。タイガースでは前半すばらしいパワーで存在感を高めていたドラ1の佐藤が急降下、10/5のベイ戦で60打席ぶりのヒット(タイムリーとなりました!)が話題になるほどの急降下でした。一方中野は好守走ですばらしい活躍、KG出身の近本も初の3割、最多安打、最多得点を狙える地位で切り込み隊長の役割を立派に演じています。首位打者も射程内ではありますが、ここ数試合ペースダウンが気がかりです。
かくして、ペナントの最重要首都圏での9ゲーム(ベイスターズ⇒スワローズ⇒ジャイアンツ)を迎えることとなりました。月虎会ではハマスタ3試合、神宮3試合で観戦応援をいたしましたが、ハマスタで2勝1敗、神宮で1勝2敗という結果で、絶好調のヤクルトにマジックが点灯、10/11時点で9に減少となっています。本日(10/12)からドームでの巨人3連戦がありますが、このカードで1勝すれば久しぶりにカード勝越しとなります。小さな望みではありますが、Gへの勝越しは月虎会メンバー全員の悲願となっています。位置はズレているかも・・。

写真は10/5佐藤が60打席ぶりのヒット(タイムリーでした1)と塁上でのガッツポーズ

10/8神宮、完敗でヤクルトにM11が点灯したゲーム。2021ドラフト1位高知高森木大智投手、高校3羽ガラスの1人