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＜美術鑑賞会＞

■紹介
私たち美術鑑賞会の略称は《GVC》です。会員の安部隆雄さんに名付けて
頂いたものでGallery Visiting Circleの略称です。
現在会員数は36名（男性会員 18名、女性会員 18名)。
毎月首都圏の美術館を巡って話題の特別企画展を鑑賞し、ティーブレイクで
美術談義？を楽しんでいる気楽なサークルです。

○６月例会（第５６回）の報告

■　開催日時：６月１７日（金）　１３時３０分～１６時頃迄
■　美術展名：「ルーヴル美術館展　＜１９世紀フランス絵画　新古典主義からロマン主義へ＞　」
■　美術館名：横浜美術館展（みなとみらい）
■　参加者数：１５名（男性：８名、女性：７名）

・梅雨晴れ間の一日、明るく開けた”みなとみらい”の横浜美術館でフランス絵画の名品を堪能しました。
・印象派に代表される近代絵画の誕生を準備した１９世紀フランス絵画のルーヴル・コレクションから７３点が出品され、その内５６点は日本初公開とか。いづれも大作揃いで１時間半たっぷりかけて鑑賞しました。
・特に印象に残った作品

　A.　歴史画では　　　　（１）ピコ　「アモールとプシュケ」　
　　　　　　　　　　　　（２）アングル　「泉」
　B.　時事的絵画　　　　（３）ダヴィッド　「マラーの死」
　　　　　　　　　　　　（４）フラゴナール　「ドルー＝プレゼの前のミラボー」
　C.　オリエンタリズム　（５）アングル　「トルコ風呂」
　D.　動物画　　　　　　（６）ドラクロワ　「母虎と戯れる子虎」
　　　　　　　　　　　　（７）ジェリコー　「白馬の頭部」
　E.　肖像画　　　　　　（８）ジェラール　「聖別式の衣装をつけた皇帝ナポレオン一世」
　　　　　　　　　　　　（９）ジェリコー　「賭博偏執狂」
　　　　　　　　　　　　（１０）ドラクロワ　「座る裸婦ーローズ嬢」
　F.　風景画　　　　　　（１１）ヴェルネ　「聖フルベルトゥスの祝日の鹿狩」
　　　　　　　　　　　　（１２）ルソー　「森の落日」
　G.　風俗画　　　　　　（１３）レオポール・ポワイ　「にわか雨」
　　　　　　　　　　　　（１４）ミレー　「積み藁を束ねる農夫たち」

・同時開催中の「横浜美術館コレクション展　第１期」の横山大観や下村観山の日本画、セザンヌ等の西洋画を駆け足で見て再集合。近くのランドマークタワー館内の中村屋でコーヒセットや軽食、フルーツ・・・・と夫々好みのメニューを注文し、１時間以上は話の花を咲かせたあと７月１０日の「フェスタ」での再会を約し解散。

○７月例会（第５７回）の予告

■開催日時：７月１５日（金）　午後１３時３０分　（森タワー３階チケット売場前に集合）
■美術展：「フィリップス・コレクション展」　ーアートの教科書ー　　　
　　　　　　主催：ＴＢＳビジョン、毎日新聞社
■会場：森アーツセンターギャラリー（六本木ヒルズ　森タワー５２階）
■一言ＰＲ：
米国の実業家ダンカン・フィリップスが、アメリカのプラド美術館を目指して築き上げたワシントンの美術館《フィリップス・コレクション》の公開です。
（１）ルノワール　「舟遊びの昼食」　　（２）ドガ　「稽古する踊り子」
（３）グレコ　「悔悛の聖ペテロ」
（４）ゴッホ　「アルルの公園の入口」　（５）セザンヌ　「ザクロと洋梨のあるショウガ壷」
（６）モネ　「ヴェトゥイユへの道」　　（７）ロダン　「姉と弟」　
・・・・・など美術書でよく見る名品６０点が出品されます。近代西洋美術の流れを実体験できる”アートの教科書”と呼ぶにふさわしい展覧会です。
また、本展はＴＢＳビジョンの創立５０周年の記念事業でもありますので期待できます。