KG-TOKYO.COM

＜美術鑑賞会＞

■紹介
私たち美術鑑賞会の略称は《GVC》です。会員の安部隆雄さんに名付けて
頂いたものでGallery Visiting Circleの略称です。
現在会員数は36名（男性会員 18名、女性会員 18名)。
毎月首都圏の美術館を巡って話題の特別企画展を鑑賞し、ティーブレイクで
美術談義？を楽しんでいる気楽なサークルです。

○１０月例会（第６０回）の報告

■　開催日時：１０月２１日（金）　１３時３０分～１６時頃迄
■　美術展名：「ギュスターヴ・モロー展」　　
　　　　　　　　主催：　東京新聞
■　美術館名：Bunkamura　ザ・ミュージアム（渋谷）
■　参加者数：２４名（男性：１１名、女性：１３名）

・今回は創部以来はじめて美術館の団体入場基準に達する２４名の参加となり、多少戸惑いながらも団体割引料金で入場しました。

・会場内は、神々の世界、英雄たちの世界、詩人たちの世界、魅惑の女たち、サロメ、聖書の世界等に分れ、油彩５０点と水彩・素描１１０点の１６０点の作品が出品されていました。きらびやかな色彩を駆使した幻想的な油彩画は期待通りでしたが、そこにいたる素描・習作の小品にも見るべきものが多く、見終わったあとの満足感と快い疲労は格別でした。

・印象に残った作品の一部を列挙して紹介しますと・・・・・・・・・

なんといっても、（１）サロメの「出現」が圧巻、　他にも（２）「一角獣」、（３）「レダ」、（４）「エロウペ」、（５）「洗礼者ヨハネの斬首」、（６）「聖セバスティアヌス」、（７）「ゴルゴダの丘」、（８）「ヘシオドスとムーサたち」などなど・・・・・・・
《ヘロデ王の前で踊るサロメ》のための習作の小品群にも惹き込まれました。

・夫々自由に展覧会を見終わった後、再集合して東急本店８階のレストランで歓談し疲れを摂って解散しました。

　
○１１月例会（第６１回）の予告

■美術展：「プーシキン美術館展」　　　　　　　　　　　
　　　　　　主催：　朝日新聞、テレビ朝日　　　　
■会場：東京都美術館（上野公園）
■開催日時：１１月１８日（金）　　　午後１３時３０分　（チケット売場前に集合）
■一言ＰＲ：
ロシア・モスクワにある「国立プーシキン美術館」は世界屈指のフランス近代絵画コレクションで知られています。１９世紀からロシア革命までの短い期間に２人のロシア実業家がパリを中心に収集したコレクションを日本で初めての本格的に紹介されるもので、印象派からマティス、ピカソ等の巨匠の逸品５０点が厳選された待望の大型展です。
マティスの「金魚」、ルノワールの「黒い服の娘たち」、モネの「白い睡蓮」、ドガの「写真スタジオでポーズする踊り子」、セザンヌの「サント＝ヴィクトワール山の平野」、ゴッホの「刑務所の中庭」、ピカソの「アルルカンと女友達」、ゴーギャンの｢彼女の名はヴァイルマティといった」等が見られます。