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＜美術鑑賞会＞

■紹介
私たち美術鑑賞会の略称は《GVC》です。会員の安部隆雄さんに名付けて
頂いたものでGallery Visiting Circleの略称です。
現在会員数は４０名（女性２０名、男性２０名）
毎月首都圏の美術館を巡って話題の特別企画展を鑑賞し、ティーブレイクでワイワイガヤガヤ関西弁を
楽しんでいる気楽なサークルです。
みなさんの体験参加は大歓迎です。お気軽に飛び込み
参加してください。

今月は3/13に「LOUVRE-17世紀ヨーロッパ絵画」を鑑賞しました。
17世紀ヨーロッパ絵画を3つの大きなテーマに分けて、この時代のヨーロッパ絵画を横断的に検証するというやや変則的な大胆な構成となっています。
1・「黄金の世紀」とその陰の領域
2・旅行と「科学革命」
3・「聖人の世紀」、古代の継承者？
そこでは、宮廷的な世界と貧しい農民の姿が対置され、あるいは自然科学の発達と拡大する世界がもたらした新たな社会の諸相が概観され、さらに、宗教改革以後のキリスト教社会がどのような宗教図像を生み、また、新たな規範を確立していったのかが探求されています。
1のテーマでは、フランス・プルビュス（子）の「マリー・ド・メディシスの肖像」が代表作品です。35カラットのダイヤが描かれています。ヨハネス・フェルメールの「レースを編む女」は、余りにも有名で、小さな作品ですが、黒山の人で見るのも大変でした。
2のテーマでは、フランス・ポストの「ブラジル、パライーバ川沿いの住居」が航海術の発達で異国との出会いを可能にした典型として解説されていました。
3のテーマでは聖母崇拝の時代背景があり、ムリーリョが描いた「6人の人物の前に現れる無原罪の聖母」やヨルダーンスの「4人の福音書記者」が代表作品です。