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＜美術鑑賞会＞

■紹介
私たち美術鑑賞会の略称は《GVC》です。会員の安部隆雄さんに名付けて
頂いたものでGallery Visiting Circleの略称です。
現在会員数は36名（男性会員 18名、女性会員 18名)。
毎月首都圏の美術館を巡って話題の特別企画展を鑑賞し、ティーブレイクで
美術談義？を楽しんでいる気楽なサークルです。

（１）１月例会（第６３回）の報告

■　開催日時：２月１７日（金）　１３時３０分～１６時
■　美術展名：「ポーラ美術館の印象派コレクション展」　　　　　　　
■　美術館名：Bunkamura ザ・ミュージアム（渋谷）
■　参加者数：１７名（男性：７名、女性：１０名）

・２００３年の第３６回例会で箱根のポーラ美術館を訪ねたこともあり、大きな期待も抱かず入館しましたが、 ”こんなに素晴らしい作品揃　いだったのか”と感動した「印象派展」でした。

・作家も印象派前夜のコロー、クールベ、マネ、ブータンからドガ、ルノワール。印象派のシスレー、モネから点描派のピサロ、スーラー、シニャック。そしてセザンヌとポスト印象派のゴーガン、ゴッホ。最後に世紀末のロートレック、ルドン、ボナールまでという西洋近代絵画の教科書そのままの豪華な顔ぶれでした。

・そのいずれの巨匠の作品も良質な作品揃いであり、又、作家の初期作品と油の乗り切った時期の作品、晩年の作品が比較できる構成で興味は尽きなかった。なかでもゴーガンの変貌ぶりや点描派のピサロや、モネの連作作品へのトライぶりなど興味深く見ることができました。

・注目の作品は、クールベ「波」、ドガ「マント家の人々」、ルノワール「レースの帽子の少女」、シスレー「ロワン河畔、朝」、モネ「バラ色のボート」・「睡蓮」、「国会議事堂、バラ色のシンフォニー」、ピサロ「エラニーの花咲く　梨の木、朝」、シニャック「ブリシンゲン湾」、セザンヌ「プロヴァンスの風景」「ラム酒と瓶のある静物」、ゴーガン「小屋の前の犬、タヒチ」、ゴッホ「アザミの花」、ロートレック「ムーラン・ド・ラ・ガレットにて」、ルドン「日本風の　花瓶」、ボナール「ル・ルネの風景」などでした。（多分に私見ですが・・・・・・）

・展覧会の後は、東急本店階上のレストランでコーヒーブレイク。歓談のあと１６時には解散しました。

（２）３月例会(第６５回）の予告

■　開催日時：　３月１７日（金）　１３時３０分～１６時《美術館入口　切符売場前に１３時３０分集合》
■　美術展名：　「ドイツ年記念　東京ーベルリン展」
■　美術館名：　森美術館（六本木森タワー）
■　一言ＰＲ：　「日本におけるドイツ年」の最後を飾る展覧会です。
　　　　　　　　　　東京ーベルリンの２都市を中心とする日独関係に焦点をあてながら
　　　　　　　　　　両国の１９世紀末から現在までの文化・芸術の変遷を辿る展覧会で、
　　　　　　　　　　絵画、建築、デザイン、写真など５００点に及ぶ作品が展示されます。