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<俳句の会「朋月会」>

5月27日はじめての吟行で浅草寺雷門に行く。小学生程度の知識と句作は無経験の私はなにやら新入社員の心境のようであった。 雷門の巨大提灯の下に11時集合、仲見世、境内を散策しながらの句作。染太郎での会食懇談後、東京支部にて句会を開き出来たての5句をお互い披露し、全員で評価を交換した。
望外の評価をいただいた私の処女作のひとつ、

仲見世や国際色の薄暑なり

三社祭も終わり夏近しを思わせる陽気の中、地方からのお上りさん、修学旅行生、着物姿の女性、それに白人、黒人、アジア系外国人などが目立って何やら国際平和の原点がここにあるかのような感慨をおぼえたのであった。高濱朋子先生の添削は「薄暑かな」を「薄暑なり」であった。
俳句をはじめてからは周りの景色や草木への関心が広がり、心豊かな日々である。関学朋友会の方達との交流、先生のご指導を得ながら俳句を一生の友にしたい。

(青木敏行 記/昭41年商卒)


[ 例会報告 ]

◆平成18年11月句会報告
 日時:11月27日(月)15:00〜17:00
 場所:東京支部ランバスホール
 参加者:高濱朋子先生と10人の会員
兼題:初時雨、鷹、酉の市
席題:マスク
投句:6句

   高濱朋子先生作

    鷹の眼の何か思案をしておりぬ

    ほろと触れほろと濡れたる初時雨

    酉の市逸れればありぬ路地の闇

    嘴に強き意志あり檻の鷹
   
    マスクとれば紅鮮やかにして会釈

    子のマスク顔ほとんどを占めゐたる

   先生選句会員最優秀句

    初時雨幽かにたぎる釜の音(理江)

   先生選句優秀句

    初時雨一筆啓上ご自愛を(和生)

    新しき熊手飾りし縄のれん(けいぞう)

    飼ひ犬に吠え付かれたるマスクかな(よしこ)

    警官も人出にもまれ酉の市(ともや)

    よく似たる康成の眼よ鷹の眼よ(理江)

 
◆平成18年10月吟行報告
 日時:10月30日(月)31日(火)両日とも晴れ
 場所:伊豆高原城ガ崎、大室山
 句会・宿泊:2回、泉郷ホテルアンビエント
 投句:1回7句
 参加者:高濱朋子先生、会員8人

  30日の句会

    高濱朋子先生作

     伊豆なれや縫うて行くなりみかん山

     鮪屋は秋の設(しつら)へ昼餉どき

     秋を盛る一壺(こ)窓辺に置かれある

     岩を噛む波の白さや秋日和

     お伽めく白き灯台新松子

     秋暑し実の何やかや伊豆に生ふ

     秋日濃し吊橋の揺れまだのこる 


    先生選句最優秀句

     梅もどきつるを飛び出す紅き色(宗恵)


    先生選句優秀句

     灯台の高みに立てば新松子(理江)

     吊橋の先に灯台秋入る日(数尾)

     秋の波眺め世俗を離れけり(紀章)

     高原に鮪づくしの昼の膳(数尾)

     海の碧空の青さや秋麗ら(理江)

     秋晴れて波が波追ふ城ケ崎(よしこ)


  31日の句会

    高濱朋子先生作

     風に棲む大室山の昼の虫

     朝露の煌き順にリフトゆく

     微笑あるかに大室の山の秋

     高原の夜の帳(とばり)や虫の秋

     山頂の赤まんまとは色も濃く

     ゆくほどに煌き新た草の露

     小奇麗に拓けし伊豆に秋惜む


    先生選句最優秀句

     群れ吹いて野の色となる芒かな(よしこ)


    先生選句優秀句

     草の実の石の窪みに留まれる(よしこ)

     遠山を遥かに暈(ぼか)し秋の朝(よしこ)

     月仰ぎ月に見られてゐる湯浴み(まさえ)

     秋登山御茶ひとくち地蔵尊(宗恵)

     登る人降りる人皆秋日和(和生)

     大室の山まるごとの芒かな(紀章)

     落葉踏むわが足音を聞く日和(よしこ)

     山行けばひとつぶづつの露の綺羅(としゆき)


 
◆平成18年9月句会報告

日時:9月25日(月)15:00〜17:00
場所:東京支部ランバスホール
参加者:高濱朋子先生と11人の会員
兼題:糸瓜、邯鄲、三日月
席題:眼鏡
投句:6句

  高濱朋子先生の句

     子規庵のかのへちま棚いかなるや


     邯鄲の在り処(か)は知らず深き闇

     葉隠れに小さき絲瓜や百花園

     三日月に夢二の世界浮みくる

     聞き慣れてゐし邯鄲の音色かな

     霧こめて長崎の夜眼鏡橋



  会員最優秀句


     新月の下に育てと鍬入れし(恬児)

  会員優秀句

     月背負ひ一歩先行く影法師(たけし)

     ビル谷間いま出来たての秋の風(よしこ)

     棚借りのぶらり気散じ大糸瓜(数尾)


     ビル明り消えて三日月色となり(恬児)

     あと幾夜この三日月の満つるまで(よしこ)

今後の予定
   10月30日(月)〜31日(火) 伊豆方面吟行(詳細は幹事の紀章さんまで、句会2回、1回7句投句)
   11月27日(月) 15:00〜17:00 月例会(兼題:初時雨、酉の市、鷹。席題あり、6句投句)
              東京支部ランバスホール     
   12月18日(月) 15:00〜17:00 月例会  終了後忘年会あり     
                                  


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[ 例会報告 ]

◆平成18年8月句会報告


日時:8月28日(月)15:00〜17:00
場所:東京支部ランバスホール
参加者:高濱朋子先生と10人の会員
兼題:カンナ、残暑、星月夜
席題:四角
投句:6句

  高濱朋子先生の句
     
     むつかしきことは明日とする残暑

     一ト雨が残暑一枚はがしゆく

     湯火照りの身に染みわたる星月夜

     慣れし目の次々と追ふ星月夜

     花カンナラテン気質をまとひ咲く
 
     秋暑し四角く生きることもまた


  
  会員最優秀句

     太陽の大きな叫び花カンナ(数尾)



  会員優秀句

     干し物の白さ目に染む残暑かな  (のりすけ)

     黙祷のサイレン遠くカンナ燃ゆ  (けいぞう)

     浅草にサンバのリズム秋暑し  (けいぞう)

     寝そびれて独語独酌秋暑し  (よしこ)

     黝々と神の山々星月夜  (としゆき)


  9月以降の予定
     9月25日(月) 15:00〜17:00  月例会  兼題:糸瓜、三日月、邯鄲(他に当日の席題)  6句投句
    10月30日(月)〜31日(火) 伊豆方面吟行
    11月27日(月) 15:00〜17:00 月例会
    12月18日(月) 15:00〜17:00 月例会  終了後忘年会あり   




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[ 例会報告 ]

◆平成18年6月句会報告

日時:6月26日(月)15:00より17:00
場所:東京支部ランバスホール
兼題:夏蒲団、みかんの花、梅雨
席題:新聞
投句:6句

  高浜朋子先生御句

     梅雨の蝶淀みゐるもの動かして
 
     夏ぶとんはみ出す脚の長きこと

     何となく心もとなき夏ぶとん

     新聞の束どことなく梅雨じめり

     夕闇の甘き香りや花蜜柑
 
     梅雨なれやピアノの音色までしめり


  最優秀句

      寝息すら軽やかなりし夏蒲団  (けいぞう)

  
  優秀句

     ふる里はいつもの景色みかん花   (ともや)

     けとばしてまた引きよせて夏蒲団  (よしこ)

     綴じ糸の色もうるわし夏蒲団    (まさえ)

     旅恋ふはいつもこの頃花みかん   (よしこ)
 
     聴き馴れしモーツアルトや梅雨籠  (けいぞう)



     7月の句会は24日(月)ランバスホールにて。
      兼題:団扇、胡瓜、朝曇



◆平成18年7月句会報告


日時:7月24日(月)15:00より17:00
場所:東京支部ランバスホール
兼題:団扇、胡瓜、朝曇
席題:羅
投句:6句

  高浜朋子先生御句

     みどり児にやさしく送る団扇風

     無造作にくの字胡瓜は籠の中

     満を持し我が菜園の胡瓜?ぐ

     座右にある贔屓役者の古団扇

     紫の傘を傾げてうすごろも

     五体より噴き出づるもの朝曇



  最優秀句

     繰り言をふうわり返す団扇風   (よしこ)



  優秀句

     焼鳥の煙芳ばし渋団扇      (けいぞう)

     お四国の宿の賑はひ朝曇     (まさえ)

     初生りの胡瓜両手でそっと?ぐ  (たけし)

     球児らの門出めでたし朝曇    (のりすけ)

     羅やさざ波のごと来て座しぬ    (まさえ)



      8月の句会は28日(月)15:00よりランバスホールにて。
      兼題:残暑、星月夜、カンナ(ほかに当日のお題あり)  6句投句




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[ 例会報告 ]



◆平成18年5月度句会報告

日時:平成18年5月22日(月) 15:00−17:00
場所:東京支部ランバスホール
参加者:高濱朋子先生と会員10人(みのる、ともや欠席 まさえ、よしかず欠席投句)
兼題:烏賊、新樹、芥子
詠題:紙  
投句:6句



  高濱朋子先生御句


    青空を賑やかにして新樹風


    点々と灯の連なりて烏賊漁港


    再開発表参道新樹風


    若き彩育て新樹のもり上る


    筍の湿り残して新聞紙


    萼落ちし罌粟は赤さを咲きにけり



  最優秀句


    灯台の白さ新樹にそびえ立つ(けいぞう)



  優秀句


    ヒマラヤの霊気装ふ蒼き罌粟(数尾)


    多摩川にカヌー奔りぬ新樹風(和生)


    母の日や折り紙添へし便りかな(きしょう)


    トンネルをぬけて新樹のせまりくる(宗恵)


    離れては又連なりて烏賊釣火(まさえ)



  6月の句会:6月26日(月)15:00よりランバスホールです。
  兼題は夏布団、梅雨(関連する語を含む)、みかんの花。
  6句投句(内1句は当日の席題または詠題句)





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[ 例会報告 ]


◆4月吟行報告
今月は4月25日(火)10:30より、高浜朋子先生と12人の会員が出席して、吟行を根岸の子規庵とその周辺で行った。昼食を豆腐料理で有名な「笹乃雪」でとり、急な雷雨のため午後予定した鬼子母神などでの吟行は取りやめ、昼食後引き続いて7句投句のうえ句会となった。
 高濱朋子先生の御句と先生選句の会員優秀句は次のとおりです。



   高濱朋子先生御句


     子規の句を配し根岸の春深む


     春寒の雫蔵して子規の庭


     これがかの子規の視界か春惜しむ


     子規庵の狭庭ぎっしり春を抱く


     汝が魂と思へば親し庵の蝶


     春雷も根岸気質であるらしく


     春雷やかの糸瓜棚いかなるや



   最優秀句


     子規の句を拾ひ読む街根岸春(まさえ)



   優秀句 


     春愁や子規終焉の間の狭し(よしこ)


     門門に子規の句のあり根岸春(よしかず)


     亀鳴くや高座の三平甦へる(恬児)


     菜の花を色いっぱいにガラス窓(数尾)


     春雷に閉じ込められて句座となる(数尾)


     風光る根岸の里の寺社詣(のりすけ)



今後の句会の予定


     5月22日(月)15:00より東京支部ランバスホールにて 6句投句
     兼題:烏賊、芥子の花、新樹 当日の席題あり

     6月以降も原則として第4月曜(休日の場合は翌日)です。




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[ 例会報告 ]



◆平成18年3月句会報告

日時:3月28日(火)15:00〜17:00
場所:東京支部ランバスホール
兼題:春塵、独活、剪定
席題:花  投句:6句

   高濱朋子先生御句

      春塵を拭ひ遺影の笑み給ふ
      春塵やへのへのもへじボンネット
      剪定を終へたる小枝束ね積む
      剪定に惜しき勢ひを目の辺り
      山独活の白き香りを刻みゆく
      儚なさを帯びて昏れゆく夕桜

    最優秀句

      津軽富士際立ち剪定日和かな(まさえ)

    優秀句

      口中に渓のせせらぎ深山独活(数尾)
      剪定や新しき風生れけり(けいぞう)
      山独活の紫だちて匂ひけり(まさえ)
      春塵に長き廊下のありにけり(まさえ)
      剪定の腰定まりて高鋏(きしょう)

今後の予定

4月25日(火)吟行 10:30 JR鶯谷駅北口集合 子規庵、鬼子母神など 昼食は笹乃雪 7句投句
5月22日(月)15:00〜17:00 ランバスホール 兼題:烏賊、新樹、芥子の花  当日席題  6句投句
6月26日(月)15:00〜17:00 ランバスホール
7月24日(月)15:00〜17:00 ランバスホール
8月28日(月)15:00〜17:00 ランバスホール



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[ 例会報告 ]



◆平成18年2月句会報告

日時:2月27日(月)15:00〜17:00
場所:東京支部ランバスホール
兼題:早春、寒雀、菊菜
席題:線
投句:6句

   高濱朋子先生御句

      茹でこぼす春菊の香の満つ厨
      早春の彩満つ菓子舗京小路
      膨みし同士背を向け寒雀
      たぎる湯にひと混ぜ菊菜の色となる
      早春やふと引越のしたくなる
      五線譜に踊る音符や浅き春

   最優秀句

      早春にパレットの青匂ひたち(たけし)

   優秀句

      独居にまことしたしき寒雀(まさえ)
      早春の北富士滑る夕日かな(きしょう)
      廃線の朽ちし駅舎や梅一樹(のりすけ)
      春寒し電線揺らす風の声(よしこ)
      早春や川縁の色整わず(てんじ)

   
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[ 例会報告 ]



◆平成18年1月句会報告

今月も関学東京支部ランバスホールにて11人の会員が集合し、高濱朋子先生の主宰により定例の句会を行いました。今月の兼題は「初夢、寒稽古、雪達磨」で、席題として当日「年賀状」を先生より頂き、6句を投句しました。先生の御句と先生の選句された優秀句は次のとおりです。

  (高濱朋子作)
     このつづき見たき初夢なりしかな
     雪だるまどころではなく降り積る
     幼な児の一礼もよき寒稽古
     道場の大音声や寒稽古
     泣きべそをかきはじめたる雪だるま
     一筆のありてうれしき賀状かな

  (最優秀句)
     暁闇をただ一人行く寒稽古(まさえ)

  (優秀句)
     履物の礼儀良きかな寒稽古(けいぞう)
     初夢や何か見たよな見ぬやうな(よしこ)
     還暦の妻と短き御慶かな(としゆき)
     裂帛の気合い相撃ち寒稽古(のりすけ)
     初夢を思ひ出さむと夢の中(よしかず)


来月以降の予定

2月27日(月)15:00−17:00 東京支部ランバスホール
         兼題 「早春、春菊、寒雀」他に席題が当日出されます。6句提出
3月28日(火)15:00−17:00 東京支部ランバスホール  兼題未定
4月25日(火)10:30−17:00 吟行 子規庵周辺(鶯谷)




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[ 例会報告 ]



◆平成17年12月句会報告

今月の句会は歳も押し詰まった26日(月)に東京支部ランバスホールにて13人の出席者と1名の欠席投句により句会を開きました。兼題は「鰤、襟巻き、クリスマス」でした。高濱朋子先生の御句及び先生選句の優秀句は次のとおりでした。句会終了後近くのてんぷら屋で忘年会をしました。

  (高濱朋子作)
     クリスマスショーウィンドーより始まりぬ
     昏れそめてよりクリスマス気分かな
     煌きを離れ聖夜の祈りかな
     マフラーを小粋にまいて初老かな
     北の海昏みてやがて鰤起
     雑炊や我猫舌でありしかな

  (最優秀句)
     艇庫にも聖樹点りて湖更けぬ(たけし)

  (優秀句)
     ケーキ売る赤き帽子やクリスマス(けいぞう)
     子午線の通る町並冬日和(たけし)
     日延べしてきしこと多し師走かな(よしこ)
     全身でオラトリオ聴くクリスマス(数尾)
     縦横の銀座の道は聖樹の灯(としゆき)

来月の句会は1月23日(月)15:00より東京支部ランバスホールにて行います。兼題は初夢、寒稽古、雪達磨です。なお投句は6句(原則としてうち兼題3句、席題1句、当季雑詠2句) とします。


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[ 例会報告 ]



◆平成17年11月吟行句会報告

今月は朋子先生とけいぞうさんのご尽力により山中湖に11人が集合、28,29日、2日間の吟行を催した。初日は朋子先生の別荘周辺にて作句、別荘にて暖炉に燃える榾を背に句会を行い、2日目はホテルマウント富士の周辺を散策し、富士山の雄姿を大いに満喫して作句、午後同ホテルにて句会を行った。お天気にも恵まれて2日間で14句の投句をこなし、秀句が続出した。以下先生の御句と先生の選句された優秀句である。

1.初日

  (高濱朋子作)
     ドライブの右に左に小春富士
     枯れ果てしものに混りて真紅の実
     風ありて枯葉の乾く音転(まろ)ぶ
     壊されし荘の更地や焚火跡
     薄ら日に白き富士あり小春なる
     先づ庭の小枝を集め炉を焚かん
     落葉掃くことにはじまる山廬かな

  (最優秀句)
     葉をすべて落して欅身構へる(よしこ)

  (優秀句)
     落葉踏む一本道の音確か(としゆき)
     裾ながくながく引きいて雲の富士(まさえ)
     昃(ひかげ)れば冷えの俄や落葉径(よしこ)
     粧ひし山又山を縫うて来し(まさえ)
     そこここに虚子の気配や暖炉燃ゆ(まさえ)
     裸木や巣箱の色の新しく(としゆき)


2.2日目

  (高濱朋子作)
     富士真闇包む山湖の冷たき灯
     宴果てし火照りに寒き富士の闇
     演習の煙枯野を滑りゆく
     富士颪てふ風に揺れ冬の湖
     凍て星や露天湯に身を委ねをり
     富士よりの風の払ひし星凍てる
     鉤裂きの形に雪の登山道

  (最優秀句)
     つぎつぎと富士の吐き出す冬の雲(よしこ)

  (優秀句)
     短日や山廬にせまる真の闇(まさえ)
     富士と湖借景として冬の庭(よしこ)
     気まかせに揺れて一と叢枯尾花(よしこ)
     踏みしめて足裏に優し枯松葉(数尾)
     又来よと雲を拭ひて小春富士(まさえ)
     口切や富士の山廬に茶器二つ(和生)


12月の例会はいつものランバスホールにて26日(月)15:00より6句投句で行います。兼題は「クリスマス」「鰤」「襟巻き」です。席題は当日先生より出されます。句会終了後忘年会を行います。




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[ 例会報告 ]



◆平成17年10月句会報告

今月も東京支部ランバスホールにおいて句会を開催しました。今月は会員の「ともやさん」がめでたく卒寿(90歳)を迎えられましたので、そのお祝いに「卒寿」をテーマにした句を全員が投句しました。兼題は「新酒(古酒、濁り酒でもか)、石榴の実、冬近し」でした。句会終了後パレスホテルの地下バーで、ささやかでしたが、お祝いの園を催し、ともやさんのますますの健康と発展を祈りました。
朋子先生の御句と選句いただいた優秀句は次のとおりです。

  (高濱朋子作)
     ざくろ裂け何か妖しき赤のぞく
     ざくろ生るとかく噂のある館
     槌音のひびく地震の地今年酒
     濁酒節くれだちし指の酌む
     をちこちに工事始まり冬近し
     絵筆手に洒脱に生きて菊の酒

  (最優秀句)
     酒蔵はすでに人手や新走(理江)

  (優秀句)
     濁り酒酔うて関門渡りけり(ともや)
     蔵元の新酒に酔ふも旅なれや(ともや)
     石畳風吹きぬけて冬ちかし(たけし)
     また一つ山寺の鐘新酒酌む(けいぞう)
     薪割りは長子のつとめ冬近し(としゆき)

11月は28日、29日と山中湖方面に吟行です。12月は26日(月)15:00よりいつもの東京支部ランバスホールにて今年最後の句会です。兼題は「クリスマス、襟巻き、鰤」です。当日の席題は先生より当日発表されます。




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[ 例会報告 ]



◆平成17年9月句会報告

今月も東京支部ランバスホールにおいて例会を開催いたしました。兼題は「桃、夜なべ、虫」でした。今月より席題による投句を始め、高濱朋子先生より「爽やか」を頂きました。これにより今月より6句投句といたしました。
先生の御句と選句された会員の優秀句は次のとおりです。
  
  (高濱朋子作)
     七階に住み都会(まち)の闇虫の闇
     幾重にもくるまれて桃現るる
     夜なべにと積み上げおきし机辺かな
     夜なべの手とめる大事の出来(しゅったい)す
     庭園を恣(ほしいまま)とし昼の虫
     水音のさやけく谷戸をめぐりけり

  (最優秀句)
     糸通す目の確かなる夜なべかな(ともや)

  (優秀句)
     爽やかや杖かろがろと手をふりて(理江)
     漆黒の田面に尽くす虫の声(としゆき)
     納骨をすませし今宵虫時雨(理江)
     高層の窓ことごとく夜業の灯(としゆき)
     土間越しの背中の語る夜なべかな(紀章)

10月の月例会は、24日(月)東京支部ランバスホールにて開催します。兼題は「冬近し、石榴、新酒(古酒、濁り酒も可)」とし、ともやさんの卒寿を祝い「卒寿」をテーマとした句を含めて6句を投句することとしました。




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[ 例会報告 ]



◆平成17年8月句会報告

今月の句会は8月22日(月)15:00よりいつもの東京支部ランバスホールにて開催いたしました。兼題は「蓼の花、天の川、南瓜」でした。

高濱朋子先生の御句と会員の優秀句は、次のとおりです。

  (高濱朋子作)
     手にとりて南瓜量りて叩きみる
     望郷の思ひは深し天の川
     南瓜切る深き緑を真っ二つ
     えぞの牧遮るものとてなく銀河
     山荘の賑はひ消えて蓼の花
  
  (最優秀句)
     趺座像の仏に似たり大南瓜(のりすけ)
  
  (優秀句)
     野のままよ一輪挿しの蓼の花(よしかず)
     信玄の無念を知るや蓼の花(和生)
     吾もまた宇宙の小石天の川(としゆき)
     そこよりの風が国境蓼の花(ともや)

来月の句会は、9月26日(月)15:00よりいつもの東京支部ランバスホールです。
兼題は「虫、夜なべ、桃」です。なお来月より投句は6句とし、兼題に加え、席題の投句も始めます。

11月の吟行は28,29日山中湖方面です。詳細は藤井幹事より連絡します。






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[ 例会報告 ]



◆平成17年7月句会報告

今月の句会は7月25日(月)15:00よりいつもの東京支部ランバスホールにて開催いたしました。兼題は「夏座敷、梅干、空蝉」でした。

高濱朋子先生の御句と会員の優秀句は、次のとおりです。

  (高濱朋子作)
     執念のかたちのこして蝉の殻
     空蝉の縋りつきたる幹太し
     梅を干す日和待ちなる庫裡であり
     思はざる風の道生れ夏座敷
     正座などしてあらたまる夏座敷

  (最優秀句)
     毒舌を聞き捨てにして梅を干す(よしこ)

  (優秀句)
     空蝉の割れ目の背負ふ夕日かな(ともや)
     志士の夢育みし萩夏座敷(よしこ)
     梅を干す庭静かなり座禅会(けいぞう)
     粗壁を捉む空蝉雨しとど(よしこ)

来月の句会は、8月22日(月)15:00よりいつもの東京支部ランバスホールです。
兼題は「天の川、南瓜、蓼の花」です。






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◆平成17年6月句会報告

当月の句会は27日(月)15:00よりいつもの東京支部ランバスホールで開催した。
今月の兼題は「ガーベラ、葭簀、五月雨」でした。

高濱朋子先生の御句と会員の優秀句は次のとおりです。

  (高濱朋子作)
     葭簀かけ少し昏めに蕎麦処
     セロファンをはづしガーベラ花となる
     ガーベラやぶっきら棒な茎に咲く
     五月雨るることに迷ひて旅支度
     磴けはし五月雨傘の登りくる

  (最優秀句)
     ガーベラも今日は画廊の絵の一部(ともや)

   (優秀句)
     駄菓子屋の姿残して葭簀かな(恬児)
     葭簀かけお内儀端座の町家かな(よしかず)
     雑踏へ五月雨傘ののまれゆく(まさえ)
     五月雨や掘割多き江戸古地図(ともや)

次回の句会は7月25日(月)15:00より東京支部ランバスホールにて行います。
兼題は「夏座敷、梅干、空蝉」です。 






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◆平成17年5月句会報告

当月の句会は23日(月)15:00よりいつもの東京支部ランバスホールで開催した。
今月の兼題は「薔薇、柏餅、立夏」でした。

高濱朋子先生の御句と会員の優秀句は次のとおりです。

  (高濱朋子作)
     白き椅子並ぶテラスや夏は来ぬ
     食べ終へし葉の嵩畳み柏餅
     早々とショーウィンドウに夏来る
     薔薇園の夜の香りは更に濃く
     雨滴とて薔薇に宿れば美しく

  (最優秀句)
     舟を干す桟橋ひかり夏来る(たけし)

  (優秀句)
     風恋し水また恋し夏に入る(のりすけ)
     風止みて薔薇一斉に整ひぬ(よしかず)
     昼深く崩るる薔薇の音もなく(まさえ)
     つる薔薇のアーチを潜り客となる(あきら)

6月の例会は27日(月)15:00よりランバスホールにて開催します。
兼題はガーベラ、葭簀、五月雨です。






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◆平成17年4月句会報告


4月26日(火)甲南女子大OG俳句同好会より3人のゲストを迎え、躑躅が満開で新緑の皇居東御苑を吟行し、東京支部ランバスホールにて句会を催しました。

高濱朋子先生の御句と会員の優秀句は次のとおりです。

  (高濱朋子作)
     雨あがる東御苑に春惜しむ
     静もれる百人番屋苑薄暑
     大奥の栄華をしのぶ残花とも
     造園の彩のたくみに惜しむ春
     石垣に格といふもの若葉風

   (最優秀句)
     目つむれば徳川の御代花の散る(まさえ)

   (優秀句)
     あかつつじ人は染まりてなほ奥に(恬児)
     河骨の黄の一点の揺がざる(数尾)
     春闌けて御苑の空の薄ぐもり(よしこ)
     著莪咲いて茶屋の景を正しうす(あやこ)

5月の句会は23日(月)15:00よりランバスホールにて行います。
兼題は[薔薇][柏餅][立夏]です。






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◆平成17年3月句会報告


3月28日にランバスホールにおいて高濱朋子先生と15人の会員全員が集まり句会を催した。今月の兼題は「土筆」「山笑ふ」「目刺」であった。

先生の御句と会員の最優秀句、優秀句は次のとおりである。

  (高濱朋子作)
     町村の合併騒ぎ山笑ふ
     かばかりの嵩に土筆の茹で上る
     刺されたる眼窩哀しき目刺やく
     一つあり次々見付け土筆土手
     隠り(こもり)来しくらしつなぎてやく目刺

  (最優秀句)
     若者の大言壮語山笑ふ(数尾)

  (優秀句)
    目刺焼くことにも慣れて妻の留守(まさえ)
    土筆野に女ばかりの小半日(ともや)
    土筆摘む土堤(どて)に長々貨車のゆく(ともや)
    痩身の父は骨太目刺食ぶ(としゆき)
    安曇野に堰の水音山笑ふ(としゆき)



今後の予定
   4月26日(火) 吟行 皇居東御苑と丸の内・大手町界隈
            句会 14:00より 5句投句 ランバスホール(東京支部)
   5月23日(月) 15:00より ランバスホール 兼題 「立夏」「薔薇」「柏餅」
   6月27日(月)、7月25日(月)、8月22日(月)、9月26日(月)






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◆平成17年2月句会報告

2月の句会はいつものランバスホールにて高濱朋子先生と会員14名(大野昭さん新入会、1名投句参加)で行いました。兼題は春泥、節分行事、雛菊(デージー)でした。

先生の御句と選句された優秀句は次のとおりです。

  (高濱朋子作)
     春泥の轍の跡のなほ続く
     春泥の長靴並び集会所
     デージーを加へ明るき供華となる
     福豆に伸ばす手善男善女かな
     掃除機の吸ひ込む音や年の豆

  (最優秀賞)
      雛菊や神戸の街の花時計(恬児)

  (優秀句)
     春泥や猫の足跡長廊下(たけし)
     江の電の窓に余りぬ春の海(としゆき)
     節分や鷲づかみする大きな手(宗恵)
     春宵やビルの灯映る大手濠(としゆき)

来月の例会は3月28日(月)15:00よりいつものランバスホールにて行います。兼題は「目刺」「山笑ふ」 「土筆」です。

4月の吟行予定・・・日時:4月26日(火)14:00投句締め切り(5句投句)
             句会場所:東京支部ランバスホール
             吟行場所:皇居東御苑、丸の内・大手町界隈
       
     吟行場所に不案内な方は、11時にパレスホテルロビーにお集まりください。                        





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◆平成17年1月句会報告

新年初めての句会をいつもの東京支部ランバスホールにおいて、高濱朋子先生と14名の会員(1名は投句のみ)により開催いたしました。兼題は仕事始、福寿草、福引でした。

先生の御句及び最優秀句、優秀句として選句された句は次のとおりです。

  (高濱朋子作)
     福寿草幸せ色の黄なるべし
     福引の大当りらし鐘ひびく
     大発会最前列の春着かな
     割烹着真白女将の初仕事
     黒き土破りて福寿草咲けり

  (最優秀句)
     改札を仕事始の駆け抜けぬ(としゆき)
  
  (優秀句)
     名に負はば幸呼び寄せむ福寿草(よしこ)
     事務始め湯呑算盤村役場(ともや)
     大寒の頼りなげなる日差しかな(よしこ)
     是非もなや夜勤となり初仕事(和生)

2月の句会は28日(月)15:00よりいつもの東京支部ランバスホールにて行います。兼題は節分に関する一切 、雛菊(デイジー)、春泥です。2月4日は立春、いよいよ百花繚乱の春です。戸外に出て、句作に励みましょう。






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[ 例会報告 ]



◆12月句会報告

今月は、20日(月)にいつもの東京支部ランバスホールにおいて、高濱朋子先生と12人(1名投句)の会員で本年最後の句会を開きました。兼題は「熱燗、枯木、鴨」でした。

先生の御句および選句された句は次のとおりです。

  (高濱朋子作)
     熱燗のしみじみ沁みる宵であり
     熱燗の徳利あつまる一と処
     不忍の鴨は気侭よ陣とならず
     武蔵野の枯木茜の空に昏れ
     熱燗の徳利とり出す指二本

  (最優秀句)
     熱燗や彼泣き上戸かもしれぬ(ともや)

  (優秀句)
     鴨の来て沼の小さくなりにけり(まさえ)
     沈む日の真中に立てり大枯木(のりすけ)
     鴨の水尾消す漣のはやさかな(まさえ)
     遠来を労ひ先づは熱燗を(のりすけ)

来年の初句会は1月24日(月)15:00より東京支部ランバスホールにて行います。兼題は「福引、仕事始め、福寿草」です。 皆さん、よいお年をお迎えください。






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[ 例会報告 ]

◆11月度句会(吟行)報告

今月は15,16日の2日間、高濱朋子先生と10人の会員で金沢に吟行をしました。金沢出身の宗恵さんのお手配で 第1日目は尾山神社、金沢城址、兼六園を散策して句作、その後金沢でも屈指の料亭のつる屋にて句会(5句投句)、夜は加賀料理を堪能、茶屋街の散策も楽しみました。第2日目は武家屋敷跡、近江市場、茶屋街を散策して句作の後中村記念美術館の茶室にて2度目の句会(7句投句)をしました。時雨模様でしたが、古都の初冬を満喫し、素晴らしい吟行でした。

朋子先生の御句と会員の優秀句は次のとおりです。

(1日目)
  (高濱朋子作)
     冬近き色を宿して日本海
     括られて残んの菊の華やぎし
     暮れ泥(なづ)む兼六園の冬紅葉
     雪吊を絞り上げたる雲動く
     時雨るるも霽るるも神慮加賀の旅

  (最優秀作品)
     雪吊も加賀振りなりし松大樹(まさえ)

  (優秀作品)
     たまさかな旅路をぬらす冬の雨(よしこ)
     雪吊の描く幾何学模様かな(のりすけ)
     からすうり一と夜を過ぎてより紅(あか)し(ともや)
     石の橋木の橋落葉踏み渡る(まさえ)

(第2日目)
  (高濱朋子作)
     人通りなき茶屋路地の花八つ手
     夜寒し茶屋客をまつ車の灯
     金沢は水多き町石蕗の花
     加賀なれや冬構せし武家屋敷
     艶めきし小屋敷昏き冬
     和の心満つ懐石の冬座敷
     気まぐれな加賀の時雨に旅果てる

  (最優秀作品)
     冬のれんくぐり金沢おばんざい(まさえ)

  (優秀作品)
     錦鯉群れるお庭の冬構(数尾)
     鬼川といふ用水や浮寝鳥(としゆき)
     侘助の咲ける屋敷の髷瓦(よしかず)
     東てふ茶屋に畳みし時雨傘(まさえ)
     茶屋街の小路ゆきかふ冬帽子(まさえ)
     茶屋街の時雨に濡るる石畳(よしかず)
     入り組みし郭小路の花八つ手(まさえ)
     出格子にひとつ置かれし加賀手毬(よしかず)
     北陸の空は気まぐれ時雨傘(よしこ)

12月の句会は20日(月)15:00より、いつものランバスホールにて行います。兼題は鴨、熱燗、枯木です。






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◆10月度句会報告
10月25日(月)いつものランバスホールにて高濱朋子先生と会員12人(1名投稿のみ)による句会を開きました。今月の兼題は林檎、南天の実、秋深しでした。

先生の御句と先生の選句された優秀句は次のとおりです。

  (高濱朋子先生の御句)
     林檎剥く手を止め噂話かな
     度々の風禍の林檎うづたかく
     恢復の見込めぬままに秋深む
     人の世は侭ならぬもの秋深む
     一葉の住まひし露地の実南天

  (最優秀句)
     裏の木戸ことりと鳴りて秋更(ふ)くる (たけし)

  (優秀句)
     隠し湯の湯けむり白し実南天(けいぞう)
     蹲(つくばい)に南天の実の二つ三つ(のりすけ)
     林檎割る真中(まなか)に蜜のすきとほる(まさえ)
     山野はや彩(いろ)を落して秋深む(まさえ)

11月の例会は15日、16日と金沢へ吟行です。 12月の例会は20日(月)15:00よりランバスホールにて行います。兼題は(鴨、熱燗、枯木)です。






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◆9月度句会報告
9月27日(月)いつものランバスホールにて高濱朋子先生と10人の会員による句会を開催した。今月の兼題は芒,霧、芋でした。投句参加の俳句も加えて、選句と披講を行った。

先生の御句と先生の選句された優秀句は次のとおりです。

  (高濱朋子先生御句)
     見晴らし台までは芒の九十九折
     をちこちの山襞に霧わき上る
     富士よりの風に穂を解く芒原
     大き葉の真ん中目がけ芋の露
     霧籠めて幽玄の景描きゆく

  (最優秀句)
     芋の露風に遊びてなほ落ちず(まさえ)

  (優秀句)
     芒みな風にさからふこと知らず(まさえ)
     吾も霧となりて山門くぐりゆく(まさえ)
     晩景の整って来し芒原(恬児)
     子の親となりたる子等と芋談義(きしょう)

10月の例会は25日(月)15:00より東京支部ランバスホールです。兼題は、南天の実、りんご、秋深しです。 11月は15,16日と金沢へ吟行です。詳細は幹事の岡島恵美子さんまで。






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◆8月度句会報告
8月23日(月)にいつものランバスホールに高濱朋子先生と14人の会員(今月より岸本隆雄氏が新規の入会)が 集まり句会を開催した。兼題は「桐一葉、墓参り、流れ星」であった。先生の句と先生の選句された句は次のとおりである。

  (高濱朋子先生の句)
     現世(うつしよ)の儚き縁星流る
     薄れたる閼伽(あか)桶の文字墓洗ふ
     あるなしの風をうけつつ一葉落つ
     星流る闇に鋭き線のこし
     井の水を汲みのぼり来て墓洗ふ

  (最優秀句)
     星流れ動かぬ星の多さかな(けいぞう)

  (優秀句)
     サイパンへ墓参の旅の皆老いて(まさえ)
     桐一葉落ちて単身赴任かな(ともや)
     享年を読み比べつつ墓洗ふ(けいぞう)
     音もなく星飛ぶ宙(そら)の深さかな(まさえ)
       
◆9月の句会計画
  1.清友俳句会、朋芽会との合同俳句会
      9月8日(水)13:30−16:30  ランバスホールにて
      兼題:台風、蟋蟀、草の花(当季雑詠可)
  2.月例会
      9月27日(月)15:00−17:00 ランバスホールにて
      兼題:芋、芒、霧(当季雑詠2句以内可)

◆合同句会報告
清友俳句会、朋芽会との合同俳句会を、9月8日(水)ランバスホールにて高濱朋子先生と23人(ほかに投句のみ2人)の句友が参加して開催した。初めての試みであったが、それぞれ得たものは多かったとともに、関西学院同窓会活動を甲南女子大同窓にもPRができ、懇親会の後来春の吟行での再会を約して解散した。高濱朋子先生の句と優秀句は下記のとおりである。

    (高濱朋子先生)
     鳶の笛台風一過てふ空に
     酔覚めの水や厨のちちろ虫
     当り年と言ってはをれぬ台風禍
     台風や根こそぎ攫はれさうになる
     いと小さく小さく咲きけり草の花

   (優秀句)
    駅長は水遣り上手草の花(吉川雅子)
    ちちろ虫声一すじに闇深し(開澤康子)
    台風の大波船の底たたく(稲垣実)
    野仏の台座に一つ草の花(開澤康子)
    舫ひ船軋み野分の遠からず(小原亜子)
    蟋蟀のつと鳴き止みて門のあく(森山祝典)
    あけくれにしなやかに添ふ草の花(松井彩子)
    三代の手擦れの本やちちろ鳴く(斎藤昭子)
    こほろぎの声の重なる草の闇(野口美智子)
    草の花我が在り所わきまえし(浅野紗茅子)



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◆ 7月度句会報告
7月26日(月)東京支部ランバスホールに高濱朋子先生と13人の会員が集まり句会を開催した。兼題は「夕立、扇子、茄子」であった。先生の句と先生の選句された句は次のとおりである。

  (高濱朋子先生の句 )
     大夕立軒下しばし借り申す
     その中の一人急がず大夕立
     碁仇の扇子の動きふと止まる
     水桶に浮きつ沈みつ茄子の紺
     紫に水を弾きて初茄子

  (最優秀句)
     古扇捨て難くまた替へ難く(のりすけ)
  (優秀句)
     桝席の扇子止まりぬ大一番(たけし)
     ぬか床をくぐりし茄子の紫紺かな(宗恵)
     アルプスを一気に下る夕立かな(としゆき)
     苛々も火照りも連れて夕立去る(よしかず)

8月の例会は23日(火)いつものとおり、東京支部ランバスホールにて行います。兼題は「桐一葉、墓参り、流星」 です。 





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◆ 6月度句会報告
6月も東京支部ランバスホールにて高浜朋子先生と13人の会員(ほかに1人投句のみ参加)が出席して句会を実施した。兼題は網戸、枇杷、蟻であった。今月も1人2句以内の当季雑詠句を認めた。先生の句と先生の選句された優秀句は次のとおりである。

  (高浜朋子先生の作品)
     行儀よき膝に転げし枇杷の種
     大き餌担ひし蟻の道遠し
     一途さの歩みは遅々と蟻はゆく
     街騒もよき風もくる網戸かな
     破れたる網戸を視野に客迎ふ

  (最優秀句)
     網戸して部屋いっぱいの風を呼ぶ(のりすけ)
  (優秀句)
     新しき網戸の風も新しき(けいぞう)
     虫眼鏡拡大されし蟻の貌(数尾)
     葉を添えて画材に残し枇杷二つ(紀章)
     黙々とただもくもくと蟻の道(たけし)

7月は26日(月)15:00よりいつもの東京支部、ランバスホールにて句会を行います。兼題は「扇子、茄子、夕立」です。 
                                 






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◆ 5月度句会報告

 今月は24日(月)、東京支部ランバスホールに高濱朋子先生と14人の会員が集
まり、兼題「山法師」「鯖」「薄暑」の句に、今月より当季雑詠句を加え句会をいたしま
した。先生の句と選句された優秀句は次のとおりです。

(高濱朋子先生作品)
 軽暖や駅階段の多きこと
 汐サイト巡り巡りて薄暑なる
 点々と鯖火ともりて浜昏るる
 山法師咲きて山路のなほ淋し
 つややかに匂やかに今日街薄暑

(最優秀句)
 日々白を平らに拡げ山法師(まさえ)

(優秀句)
 鯖釣れて包丁自慢集ひ来し(けいぞう)
 青嵐大きく回す轆轤かな(としゆき)
 引越しの箱積みあげて薄暑なる(けいぞう)
 鎌倉の門より高き山法師(としゆき)

6月の句会は、28日(月)15:00より東京支部ランバスホールにて行います。
兼題は網戸、蟻、枇杷です。当季雑詠は2句以内を認めます。

(今後の句会の予定)
  6月28日(月)15:00より 東京支部
  7月26日(月)15:00より 東京支部
  8月23日(月)15:00より 東京支部
  9月 8日(水)13:30−16:30
     甲南女子高校OGとの合同句会(5句投句)東京支部 
     兼題:台風、蟋蟀、草花
  9月27日(月)15:00より 東京支部

※7月24日(土)11:00より東京支部の総会「KG東京フェスタ2004」があり
ます。お集まりください。






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◆4月度句会報告
  今月は例年どおり吟行を、新宿御苑にて行いました。生憎の春嵐の中でしたが、
高濱朋子先生と10人の会員が集まり、午前中に各自7句を作句、午後に句会を園内
の翔天亭(茶室)にて行いました。先生の選句された優秀句および先生の句は次のと
おりです。

(最優秀句)
  雨有情将又無情春惜む(のりすけ)

(優秀句)
  鈴懸の並木の彼方ビル霞む(のりすけ)
  花筏風の行く手に揺らぎをり(たけし)
  木漏れ日の途切れし辺り花大根(たけし)
  ここからは江戸まで六里春1会(和生)
  ハンカチの木の葉ひらひら夏近し(のりすけ)
  狭き門くぐればそこは広き春(和生)

(高濱朋子先生)
  囀の只中にある静寂かな
  神宮の杜うねらせて春疾風
  散り急ぐなかれ残花よこの雨に
  独り占めしたる四阿新樹雨
  春疾風おもむくままに池の面
  ことごとく天を突くかに松の花
  人語とてなく鎮もりし新樹雨

5月の句会は24日(月)15:00より東京支部ランバスホールにて行います。季
題は
山法師(の花)、鯖,薄暑です。なお当月より5句投句のうち当季雑詠を2句以内認
めることといたします。





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◆3月度句会報告
  今月も東京支部ランバスホールに高濱朋子先生及び15人の句友(全員)が集まり、
  句会を致しました。高濱先生の選句された優秀句と先生の御句は次のとおりです。
  なお兼題は、野遊び・霞・卒業の3題でした。

(最優秀句)
  弁当の色も跳び出し野に遊ぶ(としゆき)

(優秀句)
  あえかなる子羊の脚草霞む(まさえ)
  力一杯校歌をうたひ卒業す(恬児)
  部室にも暫し佇み卒業す(よしかず)
  ガラクタを鞄に仕舞ひ卒業す(和生)

(高濱朋子先生)
  親の夢重たく受けて卒業す
  開発の進む気配や遠霞
  東京は広し車窓の遠霞
  母と子の手造り弁当野に遊ぶ
  野遊や雨に潰えし小さき夢

4月以降の予定は次のとおりです。
 4月27日(火)12:00 吟行 新宿御苑翔天亭(事前に御苑にて7句作成)
                     弁当準備済み(1,000円)
  5月24日(月)15:00 句会 KG東京支部ランバスホール
                 兼題 山法師(の花)、鯖、薄暑
                 なお当月より投句5句の内当季雑詠は2句とする。
  6月28日(月)15:00 句会 KG東京支部ランバスホール
  7月26日(月)15:00 句会 KG東京支部ランバスホール
  11月15日(月)16日(火) 吟行 金沢(詳細未定)
  8月以降の句会も原則として第4月曜15:00より東京支部にて行います。」


◆2月句会報告(23日)
今月もランバスホールにて高濱朋子先生と15人の会員全員が集まり句会をいたしま
した。先生の選句された最優秀句,優秀句は次のとおりです。兼題は春時雨、バレン
タイン(の日)、公魚でした。

(最優秀句)
  春時雨ここ奥州の光堂(まさえ)

(優秀句)
  包みあり我が家もバレンタインの日(よしかず)

  春時雨濡るる二人も傘のうち(宗恵)

  昏初めてわがたつ杣に春時雨(和生)

  藁苞(わらづと)に挿す飴細工春時雨(たけし)

(高濱朋子先生)
  出来映えはさておきバレンタインの日

  公魚や装備ほどには釣れざりし

  釣り上げし公魚湖上にピクと跳ね

  助六も現れるやに春時雨

  鎌倉の谷戸に静けき春時雨 




◆1月句会報告(26日)

今月も東京支部ランバスホールにて高濱先生と13人の会員が出席し句会を開催しました。今月の兼題は、ラグビー、冬草、雑煮でした。先生が選句された優秀句と先生の句は次のとおりです。

(最優秀句)
ラガー走る人引き摺ってなほ走る(よし子)

(優秀句)
薄日射す地を抱へ込み冬の草(よしかず)

地震あとの旧居を覆ふ冬の草(まさえ)

雑煮椀出して明日を待つばかり(まさえ)

往年のラガー名残りの太き腰(よし子)


(高濱朋子先生)
盛り上り具沢山なる雑煮椀

重装備してラグビーを見に行かむ

トライして早や群に入るラガーかな

ラグビーや男等の稚気ここに見し

冬の草うちに秘めゐる勁(つよ)きもの

次回は2月23日(月)15:00より東京支部ランバスホールにて行います。兼題は、春時雨、公魚(わかさぎ)、バレンタインです。

春の吟行を次の通り行いますので、会員以外の方のご出席をお待ちしています。希望者は、青木までメールをしてください。
日時:4月27日(火)10:00より16:00
場所:新宿御苑(句会は御苑内茶室翔天亭にて)
費用:昼食代1000円(入場料は各自負担)
         
       
 
◆12月の句会報告(22日)
 今月も東京支部ランバスホールにて高濱先生と15人の全会員が出席し、本年最後の句会を行いました。句会後パレスホテル地階のパブにて忘年会を行いとともに、高濱先生の誕生日(古稀)のお祝いをしました。
今月の兼題は牡蠣、セーター、冬の朝でした。先生が選句された優秀句と先生の句は次のとおりです。

(最優秀句)
セーターがめっきり増えし同期会(けいぞう)

(優秀句)
 始発待つ帽子目深に冬の朝(のりすけ)

 牡蠣船に明かり灯りて川暮るる(たけし)

 冬の朝浮桟橋の軋みかな(ともや)

 炊き込みの小さくなりし牡蠣探す(宗恵)


(高濱朋子先生)
 侭ならぬ手編セーターラッピング

 牡蠣の殻みるみる積みてパリジェンヌ

 身ぶるいをして犬も我も冬の朝

 軍手して牡蠣むく準備整ひぬ

 水仕事してかきむきの傷と知る


次回の句会は1月26日(月)15:00より東京支部ランバスホールにて行います。兼題は
ラグビー(ラガー)、冬に草、雑煮です。
             


 
◆11月の句会報告(17日)
 今月は例月どおり東京支部ランバスホールにて高浜朋子先生と12人の会員が出席して句会を行いました。今月の兼題は山茶花、大根、七五三でした。優秀句と先生の句は次のとおりです。

(最優秀句)
 山茶花の陽だまりに猫眠りおり(ともや)

(優秀句)
 洗い上げ並ぶ大根の白さかな(けいぞう)

 ゆさゆさと提げし大根腰太く(ともや)

 袴著の神妙なるはしばしの間(のりすけ)

 挨拶の上手にできて七五三(てんじ)


(高浜朋子先生)
 大根の琥珀色なる甘さかな

 大根の瑞々しさを刻みけり

 千歳飴引摺ってゆく帰路となる

 悪童も凛々しくなりぬ七五三

 山茶花の散りしく垣を葉掃く日課


12月は22日(月)15:00より東京支部で行います。兼題はセーター、冬の朝、牡蠣です。終了後忘年会をいたします。
                


◆10月の句会報告(27,28日)
 今月は高浜朋子先生と会員8人で日光に吟行しました。大変よいお天気(晴男6人のおかげ?)と最高のタイミングに恵まれ、宿も値段(1泊3食1万円)の割にはよく、紅葉の日光を満喫しました。27日は華厳の滝と中禅寺湖(イタリア大使館の別荘など)を散策、10句作成して翌28日は句会を行いました。普段の句会に比べて、時間の余裕があったこともあり、すばらしい句が多かったと先生のお褒めを頂き、お互いの切磋琢磨も活発に出来たと思います。次回の吟行は来年4月に日帰り(都内の予定)で行います。

(最優秀句)
錦繍の山のパノラマひと掴み(としゆき)

おとなえば紅葉且つ散るイタリア邸(のりすけ)

湖に流る男体山の裾紅葉(まさえ)


(優秀句)
真青なる空より木の葉時雨また(まさえ)

山肌を被いつくして秋の彩(よしこ)

別荘にピアノの調べ散る紅葉(けいぞう)

柴犬と枯葉を踏みし湖畔道(けいぞう)

旅寝して鹿なく声の哀れとも(まさえ)

その刹那落輝とともに紅葉消ゆ(のりすけ)

散らむとて今日を限りの紅葉かな(のりすけ)


(高浜朋子先生)
利根川を過ぎすすき原旅気分

紅葉に吸い込まれ行く車列かな

渋滞の車に木の葉降りしきる

千じんの紅葉谷縫ひいろは坂

波音に葉摺れの音や湖の秋

何もかも彩りに満ち山の秋

これ以上なき秋惜しむ旅となる

露けしやこの別荘の今昔

紅葉山征服したる高さかな

灯せば骸の影や深む秋


11月の句会は17日(月)15:00より東京支部ランバスホールです。
兼題は山茶花、大根、七五三です。
             


 
◆9月の句会報告
 今月はパレスビルに移った新しい東京支部のランバスホールにて、高浜朋子先生と12人の会員が出席して行いました。
今月の兼題は、女郎花、葡萄、仲秋でした。
優秀句と朋子先生の句は次のとおりです。

(最優秀句)
 仲秋の風透きとおり丸の内(けいぞう)

(優秀句) 
 仲秋の宵一番に赤き星(数尾)

 仲秋や暮れすすみたるビルの街(恬児)

 青葡萄山河遥かに展がりぬ(ともや)

 中秋や空の碧さの地中海(蝸牛)


(高浜朋子先生)
 女郎花右に左に九十九折

 葡萄籠ずしりと重くなりし帰路

 バスどっと客を吐き出し葡萄園

 濃紫むきて翡翠の葡萄食む

 仲秋の旅路に終えし句帳繰る


来月は紅葉盛りの日光への吟行です。
11月以降の句会予定は次のとおりです。場所は新東京支部ランバスホール、15:より17:15まで行います。
11月17日(月)、12月22日(月)、1月26日(月)2月23日(月)3月22日(月)

11月に季題は、七五三、大根、山茶花です。
            
     
 
◆8月度の句会報告
 今月の句会は25日15:00より東京支部ランバスホールにて高浜朋子先生と13人の会員が出席して行いました。本会場での句会は最後とのことで,終わりに記念写真をとりました。
今月の兼題は朝顔,蜩,七夕(星祭)でした。
優秀句と朋子先生の区は次のとおりです。

(最優秀句) 
 一途とは哀しからずや星祭(まさえ)

(優秀句)
 ひぐらしや山越えのバス客四人(のりすけ)

 朝顔や路地に残りし江戸言葉(まさえ)

 七夕や少年の夢大きな字(敬三)

 朝顔や提灯褪せし銀座裏(としゆき)


(高浜朋子先生)
 達筆も稚き筆も星祭

 あの星に願いの糸を通さんと

 蜩のほしいままなる墓地昏るる

 なきしきる蜩に汝が魂を見し

 廃校の壁に朝顔這ひ上る


来月の句会は9月29日(月)15:00より新東京支部(パレスビル6階)にて行います。
兼題は女郎花,葡萄,仲秋です。
                
10月は27-28日と日光への吟行です。切符は各自でご用意ください。
             

    
◆7月度句会報告
 今月より句会と優秀句の報告をします.
今月は本日28日午後3時より東京支部ランバスホールにて高浜朋子先生と12人の会員が出席し句会を開きました.
今月の兼題は「雷、麦茶、百日紅」で、各自5句を持ち寄り、選句の上、先生より講評をいただきました.

(最優秀句) 
  もう戻る頃と麦茶を出されゐて(まさえ)

(優秀句)
 畔みちを塞ぐ麦茶の大薬缶(ともや)

 散るために咲くや狭庭の百日紅(まさえ)

 はたたがみ関東平野の音封じ(としゆき)

 アルプスを越えきし雷や地に響く(としゆき)


(高浜朋子先生)
 ダッグアウト隅に麦茶の大やかん

 一口の甘味に麦茶香ばしき

 一喝と思しきはたたがみなりし

 雷近しティーグラウンドのあわただし

 百日紅咲き継ぎてなほ咲き継ぎて

句会後「つく(即く)とは」について先生のお話がありました.
来月(25日15:00、ランバスホール)の兼題は、七夕(星祭も可)蜩、朝顔です。
      



 

 

俳句同好会(朋月会)の紹介

 一度句会に参加しませんか!

1.ご指導:高濱朋子先生(虚子の御孫)
2.会員:14人(男11人、女3人)
3.会費:月2000円
4.句会:毎月第4月曜日15:00〜17:00
     東京支部ランバスホール
     投句は6句(兼題、席題、当季雑詠)
5.吟行:年2回(春は日帰り、秋は1泊)
6.懇親会:忘年会と例会後随時


<今後の活動>
12月度句会12月18日(月) 16:00〜17:30 兼題:年惜しむ、火事、鱈
場所:東京支部ランバスホール
席題:当日決定
投句:6句

終了後忘年会をします(会費4000円)
平成19年1月句会1月22日(月) 15:00〜17:00兼題未定  支部ランバスホール 
平成19年2月句会2月26日(月) 15:00〜17:00兼題未定  支部ランバスホール 
平成19年3月句会3月26日(月) 15:00〜17:00兼題未定  支部ランバスホール 


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