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＜俳句の会「朋月会」＞

１1月句会の報告

　今月は、川越にて高濱朋子先生と１１人の会員により吟行・句会を行いました。小江戸といわれる川越の蔵造りの街を散策・作句した後、小泉八雲の旧居跡の公民館にて句会を行いました。

１．日時：１１月２５日（火）１０：００より１６：００

２．場所：川越市（句会場：中央公民館分室）
　　
３．投句：７句

４．朋子先生の御句　
　　　街小春昔ながらの写真館
　　　旧漢字なる看板や花八ﾂ手
　　　昨夜の雨雫宿して冬薔薇
　　　白式部ひそかに咲かせ蔵の家
　　　なつかしき昔ぎっしり路地小春
　　　御廟所は鎮もり返り冬紅葉
　　　冬の鯉日溜りの群れ動かざる
　　　　
５．朋子先生選
　　最優秀句
　　　　冬日浴び小江戸漫歩の人となる（数尾）
　　優秀句
　　　　駄菓子屋に昭和の色や小六月（よしかず）
　　　　まだここに江戸の風情や冬一と日（まさえ）
　　　　冬ぬくしショーウィンドーの招き猫（よしかず）　　　
　　　　刃物屋に入り大根ためしきる（まさえ）
　　　　食べ歩く菓子屋横丁小六月（としゆき）
　　　　蔵町の大鬼瓦神無月（としゆき）
　　　　冬空や四股踏ん張って時の鐘（紀章）
　　　　川越の四通八達神の旅（和生）
　　　　蔵の町冬日に光る大家紋（よしかず）　　　　　
　　　
６．来月の句会予定
　　　日時：１２月２２日（月）１５：００より
　　　場所：東京支部会議室
　　　投句：６句（原則兼題句５句、席題句１句。ただし当季雑詠であれば自由句可）
　　　兼題：冬霞、布団、漱石忌
　　　席題：当日句会前に先生より提示

７．忘年会の予定
　　　句会終了後、パパミラノ八重洲にて忘年会を行います。　
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上