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＜　俳句の会「朋月会」＞

　２月句会の報告
　
　今月は、高濱朋子先生と１４人が集まり句会（１人欠　席投句）を行いました。

　

１．日　：2月２5日(月）
２．場所：東京支部ランバスホール
３．投句：席題１句及び兼題又は当季雑詠５句
４．席題：猫の初恋　　　　
　　兼題：春浅し、海苔、梅

５．先生の御句
　　　絵馬板の膨らみきって梅の宮
　　　春浅し色のはみ出す花舗の午後
　　　海苔粗朶のありしは一昔海の凪ぐ
　　　梅が香を纏ひつ上る女坂
　　　恋猫の眼一閃闇に消ゆ
　　　何やらが塀より落下うかれ猫
　　　
　
６．朋子先生選

　　　最優秀句
　　　　助六の江戸紫や春浅し（すうび））
　　　優秀句
　　　　お台場に体験学習海苔を干す（えつこ）
　　　　潮焼の皺の深さや海苔掻女（としゆき）
　　　　海苔粗朶の影のたゆたる浦日和（としゆき）
　　　　蹲に紅梅の朱こぼしけり（かずお）
　　　　単線の駅賑はひて梅日和（けいぞう）
　　　　遠目にもあはあは白し梅月夜（まさえ）
　　　　岩影の静かな魚影春浅し（まこと）
　　　　海苔篊にからむ入日や暮の湾（まさえ）
　　　　室生寺の堅き石段春浅し（まこと）
　　　　
　　　　
７．３月の句会（３月２５日　ランバスホール）
　　兼題：涅槃西風、摘草、ホッケ
　　投句：兼題５句及び席題１句

８．吟行の予定
　　・日帰り吟行
　　　　５月２７日（月）
　　・１泊２日の吟行
　　　　１1月２５日（月）～２６日（火）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上