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＜　俳句の会「朋月会」＞

９月句会の報告
　
　今月は例月どおり東京支部の会議室にて、高濱朋子先生と１６人の会員により句会を行いました。

１．日時：９月２７日（月）１５：００～１７：００　
２．場所：同窓会東京支部ランバスホール
３．投句：兼題（露、木の実、夜長）で５句、席題（冷）で１句

　朋子先生の御句　
　　旅なれや夜長身の上ばなしなど
　　りす落とす木の実は屋根を叩きをり
　　まだ解けぬパズルに夜の長きかな
　　芝の露朝日に呼応してをりぬ
　　転び来て一つになりし芋の露
　　暁け方の秋冷にさめ懸念ふと
　　
　朋子先生選
　　最優秀句
　　　あひ触れず縷縷と結びし露の玉（まさえ）
　　優秀句
　　　縄文を受け継ぐ森や木の実ふる（数尾）
　　　蔓ひけば一樹の露も散らばり来（えみこ）
　　　日に透けて日に耀ふて露の玉（まさえ）
　　　子供らの秘密の洞（ほこら）木の実降る（ともや）
　　　木の実落つ参道ながき奥の宮（ともや）
　　　良寛の山に拾ひし木の実かな（まさえ）
　　　風に乗り光転がる芋の露（えつこ）
　　　来し方をぽつりぽつりと夜長かな（まさえ）
　　　露葎巡礼白く遠ざかる（まこと）

４．故のりすけさんの奥様が御礼のご挨拶に見えた。　　　
５．句誌の上梓・・きしょうさんより報告。各自持ち帰り

６．１１月の吟行について浜央さんより説明。

７．来月の句会予定
　　　日時：１０月２５日（月）１５：００～１７：００　　　
　　　場所：東京支部会議室
　　　兼題：運動会、案山子、秋深しで５句投句、なお当季雑詠も可　欠席者は事前に投句のこと
　　　席題：当日先生より提示、１句投句
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上