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＜俳句の会「朋月会」＞

１１月句会の報告

　今月は例月どおり東京支部において、最高齢のともやさんも出席され、また新人の小室誠さん（俳号まこと）を向かえ、高濱朋子先生と1２人の会員（欠席投句1人）により句会を行いました。

１．日時：１１月２６日（月）
２．場所：東京支部会議室　　　　
３．投句：６句（兼題5句、席題1句）
４．題：兼題（切干、冬晴、木の葉）
　　　　席題：（口）

　朋子先生の御句　
　　　切干に深く煮込みし日の匂ひ
　　　冬晴の街中に見る大道芸
　　　冬晴や新車の色の耀へる
　　　明るさをまとひて木の葉時雨かな
　　　口々に大冬晴を称へ合ふ
　　　煮大根口に溶けゆく甘さかな
　
　　朋子先生選
　　　最優秀句
　　　　信楽のたぬきの笑みや冬日和（きしょう）
　　　優秀句
　　　　口切の茶事とて裏のせはしなく（まさえ）
　　　　冬晴や新幹線の窓広し（けいぞう）
　　　　石塊に紛ふ石仏木の葉散る（まさえ）
　　　　ビルの口今日より点る大聖樹（としゆき）
　　　　激つ瀬の岩に動かぬ木の葉かな（としゆき）　　　
来月の句会予定
　　日時：１２月１７日（月）　１５：００より
　　場所：東京支部ランバスホール
　　兼題：霜柱、寄鍋、冬木　　
　　席題：当日朋子先生より提示
　　投句：合計６句

　　忘年会のお知らせ
　　　12月17日の句会後忘年会を行います。場所は神田　　の「ぼたん」、会費は6,000円です。
　
　　来春の吟行のお知らせ
　　　4月21～22日長野県安曇野で行います。詳細は句　　会でご連絡します。
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上